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おめでとう、水球部!

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 茨木高校のプールで開催された水球の大阪選手権大会において今宮高校水球部は男女ともみごとに優勝しました。女子は茨木高校に17-0で大勝。男子は昨日の予選リーグでは西野田工科高校に29-2、城東工科高校に22-0、大阪工専に4-0で快勝したものの茨木高校には3-7で破れました。そして、今日は選手権をかけての決勝で再び茨木高校と対戦。試合は大接戦で追いつ追われつの結果8-8の同点のまま延長戦に突入しましたが、延長戦でも1点を取り合いついにタイムオーバーとなり、ペナルティスロー戦へ。ここでキーパーの好守により4-2でついに今宮高校が勝利しました。まさに大接戦となった伝統の一戦でした。頑張った男女の水球部員の皆さん、本当におめでとうございます。観戦させていただき私も思わず声をあげる素晴らしいゲームを見せていただきました。選手の皆さんと指導していただいた今仁先生、辻監督に感謝申し上げます。また茨木高校の水球部の皆さんの健闘も讃えたいと存じます。次は7月21日、22日に開催される近畿大会に出場します。会場は今回と同じ茨木高校プールです。インターハイをめざして健闘を祈ります。

野外スクーリング5日目

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 朝から小雨が降る天候の下、野外スクーリングも最終日(5日目)となりました。今日は1クラスが小樽に、1クラスが札幌に、そして4クラスが富良野を中心としたコースに分かれての観光です。
 私は札幌コースに同行しました。札幌に着くと雨もあがり青空が顔をのぞかせるほど天候も回復し、絶好の観光日和となりました。「白い恋人たち」で有名な「イシヤチョコレートファクトリー」を見学して札幌市内へ。ここで自由行動となり山村先生と私と8名の生徒は北海道大学へ行きました。そこで今春本校を卒業し、北海道大学に進学した坂中先輩にクラーク像の前で再会し、記念撮影しました。とても綺麗で広大なキャンパスに参加した生徒はとてもびっくりしていました。また、何人かが北海道大学をめざして、進路実現してほしいと思います。
 夕方には千歳空港から神戸空港へ。そこで解散してから、バスで泉大津・和泉府中行(1台)、中百舌鳥行(1台)、そして今宮高校行(4台)へとの分かれて乗車し、それぞれが自宅へと帰路に着きました。
 今回の野外スクーリングでも生徒たちは本当に多くのことを学んだと思います。今回の旅での学びは報告の発表会でまとめらますが、大切なことは今回準備段階から現地でのスクーリングで学んだことを今後の学校生活や将来の生き方にどう生かしていくかということです。そのためには成功したことも、失敗だったこともしっかりと振り返ってほしいと思います。そしてすばらしい思い出としていつまでも今回の旅での体験を大切にして下さい。
 ともあれ、4泊5日の長旅、生徒の皆さん、付き添われた教員の皆さん、本当お疲れ様でした。しっかりと疲れとって、日常の学校生活に戻りましょう。最後に旅行社をはじめ、現地のホテル、お店の方々、交通機関の方々など本校の生徒の活動を支えてくださった皆様に心より感謝申し上げます。

野外スクーリング4日目

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 野外スクーリングも4日目となりました。あいにくホテルを出て旭川の旭山動物園に向かう途中で雨が降り出し、動物園についた時には本降りとなっていました。しかし、バスでお弁当を受け取って園内へ。再入場が可能なので一度バスに帰ってお弁当を食べる人もいましたが、途中から雨も小降りになり、生徒の皆さんは楽しみにしていた動物園の見学をたっぷり楽しみました。今や日本でもっとも有名な動物園ですが、さすがに多くの動物の行動展示は迫力満点で生徒たちも大喜びでした。これを機会に動物を楽しむだけでなく、廃園寸前から経営を立て直してた旭山動物園の方々の発想と努力もしっかりと学んでほしいと思います。
 そして最後の宿泊場所の富良野へと移動。到着する前からバスの車窓から「あのホテルがいいなあ」といっていた生徒もいましたが、まさにそのホテルの前にバスが到着すると大喜びでした。とってもきれいでおしゃれなホテルで、テラスの向こうには広大な富良野盆地を一望できるロケーションです。
 今夜はスクーリング最後の夜。クラスレクで盛り上がった後は帰り支度です。たくさん買ったお土産を思い出と一緒にトランクやバッグの中に詰め込んでください。

野外スクーリング3日目

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 野外スクーリング3日目。今日は班別活動の2日目でした。1年生の時から道東に関する調べ学習を続けて、じっくりとそれぞれの旅の計画をたててきた班別活動の2日間でしたが、自分たちの計画通りに満足のいく活動を達成することができたでしょうか?私は今日は釧路湿原と釧路市内方面のコースへ同行しましたが、生徒たちは大自然の雄大さに感動し、市場等では現地の人たちのホスピタリティに感銘を受け、とてもいい表情で満足そうでした。
旅も3日目となり、かなり疲れがたまって来ていると思いますが、夜の全体レクでは大盛り上がりで、自分たちでつくった時間を本当に楽しんでいる元気一杯の様子が、とても印象的でした。
明日は旭川から富良野方面へ移動となりますが、少し天候が心配な状況となってきています。何とかあと2日間、生徒たちのためにもいいコンディションが続くことを願うばかりです。

野外スクーリング2日目

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 野外スクーリング二日目。天候に恵まれとてもいい天気でしたが、少し気温を高く感じる一日でした。朝から各班が6コースのバスに分かれて朝8時に出発し、それぞれの活動を終えて17時にホテルに帰ってきます。今宮高校のスクーリングの体験活動は少しわかりにくいかもしれませんが、簡単に説明しますと6台のバスが各方面を一日中循環し、ポイントポイントで生徒が乗降を繰り返しながら班別活動を行うというもので、生徒は決められた時刻にバスの着く場所に行かなければならないのでかなり複雑でハードな移動となります。私は今日は知床方面コースに同行しましたが、地の崖ホテルの足湯や知床五湖、羅臼岳、オシンコシンの滝、知床クルージングなどなど多彩な班別行動がありました。いくつかの班についてみましたが、特に知床は自然の宝庫、エゾ鹿や北きつねにもよく出会い生徒たちはとても楽しんでいました。帰りのバスでは運転手さんとガイドさん、そして添乗員さんからのプレゼントで少し帰路を変更して、どこまでもまっすぐ続き空に溶け込んでいくような道、通称「希望の道」を走って下さいました。今高生の歩む道もこの道のようにまっすぐと未来の大空につながっていくことを願います。また、夕食時にはホテルの料理長さんがとてもすばらしい津軽三味線の演奏と民謡を披露して下さいました。本当にありがとうございました。明日もたくさんのいい思い出がつくれる一日でありますように。

2年生野外スクーリング1日目

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 2年生の野外スクーリング(修学旅行)第一日目。関西空港出発班は朝の7時に集合し、空路で千歳。そこで少し遅く出発した伊丹空港出発班と合流し、特急列車「おおぞら」に乗り換えて鉄路で釧路へ。そこからまたバスに乗り換えて宿泊地の川湯温泉へ向かい、ホテルには18時に到着しました。本当に移動ばかりの長い一日でしたが、生徒たちは飛行機が飛んではワー、キャーと喜び、車窓から牛や馬が見えると「うし!」「うま!」と喜びで元気一杯でした。また、かなりタイトなスケジュールでしたが、全員がしっかりと時間厳守し、素早い行動をしてくれたおかげでスムースに移動できました。さすがに宿舎に着く頃にはかなり疲れ気味でしたが、食事になるとまた元気復活でした。お世話になる御園ホテルも7年目のお付き合いということでとても暖かく理解をもってお迎えいただき快適な滞在になりそうです。明日と明後日は44の班に分かれて、今までじっくりと計画を練ってきた班別行動です。今夜はしっかりと休んで明日からに備えてほしいものです。

ダンス部、ファイナライブ

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 ダンス部の活動の総決算であるファイナライブで感動を貰いました。会場は大正区にあるアゼリアホールで、会場は超満員でおそらく500名以上の観客で、入りきれず帰った人も多いと聞きます。私は昨年に続いて2度目の体験となりますが、去年同様とても感動的なライブでした。特に3年生にとっては最後のダンスとなるということで、舞台上の部員と会場に詰めかけた14期生(3年生)の一体となった熱気で圧倒されました。詳しい内容はまたホームページで紹介されると思いますが、当日は本当にたくさんの方々にお越しいただいてありがとうございました。ダンス部は全員が今日も感謝の気持ちを忘れずに精一杯踊ってくれました。勝ち続けること評価され続けることの大変さと過酷さは筆舌に尽くしがたいものだと思います。そうした大きなプレッシャーを背負いながらしっかりとダンス部の伝統を繋ぐ、すばらしい成果をあげた3年生の皆さんと支えてくださった保護者の方、顧問の春名先生をはじめ、多くの関係者の方々には「素晴らしい」という言葉に尽きます。3年生の部員の人たちはすぐに自分の次の目標、とりわけ進路実現に向かって全力で向き合っていくと思います。その力は3年間の厳しい練習の中で充分身につけています。また高校時代に全てを捧げるものを見つけ、そうした自分を多くの人に支えてもらってきたダンス部員は本当に幸せ者だと思います。

演劇部、がんばってます。

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 演劇部の稽古を見学させてもらいました。今年の部員数は2年8名、1年2名の計10名で活動しています。ここ2回は読み語り「円座」を主催する大原めい先生をお迎えして指導をしていただきました。お忙しい中、本当にありがとうございます。今日の活動は「自分を追い込んでいるもの」というテーマで自分を出し合い、即興で劇を創作し演じるという内容でした。(途中からの見学でちゃんと理解できていなかったらごめんなさい)2つの作品を観せていただきましたが、大原先生からは「お芝居はもちろんうその世界だけど、本気でそこに生きると思ってやって下さい」との指導をいただき、即興とは思えないほどのすばらしい出来栄えでとても感心しました。めざすは文化祭で自分たちが創作した劇を発表することだそうです。何かを表現する活動ってとてもクリエイティブで面白そうですね。演劇部の皆さん、素晴らしい作品を期待しています。

雨の紫陽花

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 「紫陽花やはなだにかはるきのふけふ」   正岡子規
雨に濡れて中庭の紫陽花がとてもきれいに咲きだしています。紫陽花は梅雨で沈みがちな気持ちを優しく癒してくれる自然からのプレゼントですね。
 さて、今日は先週に続いて一年生は「こころざし学~この人に聞く」の2回目の講演会です。今回の講師は日本環境設計株式会社の高尾正樹さん。1980年堺市生まれで、2006年大阪大学特任助手として社会と大学の連携プロジェクトそ推進され、2007年に日本環境設計株式会社を設立。2009年に大阪大学を退任後、会社の経営に専念しておられます。テレビ東京の『ガイヤの夜明け』やMBSの『夢の扉』でも紹介されておられるのでよくご存知の方も多いかと思います。「古着のリサイクルで、バイオエタノール作りに取り組む」と題しての講演ですが、「自分で考え、やってみること」という高尾さんの基本的な考え方とチャレンジングな生き方についてのお話が中心です。生徒たちは真剣に講師の話を聞き、一生懸命メモを取っていましたが、高尾さんのお話をどう感じ、どんなことを得ることが出来たのでしょうか。次回は来週の木曜日、理学療法士として働き学んだことから、建築など新たな分野に挑戦し続けている本校卒業生(総合学科四期生)の方のお話を聞きます。

府PTA総会

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 平成23年度大阪府立高等学校PTA協議会定期総会が上本町のホテルアウィーナで開催され、本校からはPTA役員2名と私が参加しました。会場は府立高等学校132校のPTA代表と学校関係者で満席状態でしたが、来賓挨拶(写真は中西正人大阪府教育長のご挨拶)、昨年度の事業報告、会計決算報告、新年度役員選出、会則改正、今年度事業計画、予算等の審議が行われました。その中で新しく府PTA協議会会長に選出された方の就任の挨拶がとても印象的でした。新会長は東北の被災地の生まれ育ちで(もちろん現在は大阪府在住ですが)震災直後故郷へ車を飛ばしたそうです。そして、変わり果てた故郷で見慣れたはずの街の中で迷いながら幼馴染と再開。その時、お互いの手を取り合って何も語らずただただお互いが涙を流したということでした。この話を聞かせていただいて、私は被災地とその関係者の皆さんの悲しみの深さを痛切に実感しました。悲しみは深ければ深いほど言葉では表現も慰めもできないということです。言うなれば悲しみや怒りが深い時や所ほど何も声が上がってこない可能性があるということだと思います。声にならない声、言葉にならない悲しみや怒りを私たちはいかにキャッチすることができるか否か、その感度や感性が人の優しさのバロメーターではないでしょうか。また、悲しみや怒りと同様に喜びや感動も大きければ大きい程言葉に表せないということだと思います。人の感情は決して言葉だけで表すことはできないものだと思います。悲しみや怒りを共有できる感度、感性を持つことができれば、喜びや感動も共有できる感度、感性を持てるということだと思います。そうした高い感度、感性を私は持ちたいと思いました。