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2年生職場訪問

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 今日は2年生がこの間取組んできた職場訪問の本番です。2年生全員が20カ所の企業や官公庁などに分かれて訪問しました。私も16名の生徒とともに住吉区にある大阪府教育センターを訪れました。大阪府内の小学校・中学校、高校の教員を対象とした研修と研究機関であると共に府民の教育相談も受けています。
 訪問ではまずカリキュラムNaviプラザで教育センターの事業全般にわたっての説明を受け、どのように教員の資質向上を図っているかについてのお話をうかがいました。
 そこから教育相談室と支援教育研究質のあるフロアーへ移動し、両室の先生方からそれぞれの室の業務についての説明を受けました。大変わかりやすいお話で日頃の仕事の内容がよく理解できたと思います。生徒からの教員になろうとしたきっかけや、やりがい、失敗談、教員になる前となった後との違いなどの質問にも丁寧にお応えいただき、教員をめざす生徒には大変参考になったと思います。
 最後は本日実施されていました小学校初任者研修の見学です。小学校の理科の授業での実験やコンピューターを使った算数の授業の展開などを研修しておられる様子を見学させていただきました。教員という仕事の舞台裏の一部を生徒達は垣間見ることが出来たわけですが、1時限の授業の背景にどれほど多くの準備(教材研究)があるかがわかったと思います。
 大変忙しい中にもかかわらず、本校の訪問を受け入れていただききました大阪府教育センターの皆様に心より感謝申し上げます。

「輝け個性」の課題研究

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 急に気温か下がり、今日は真冬のような寒い一日でした。
 水曜日の6、7時間目は3年生「課題研究」です。「課題研究」は教科と連動していますので、理科では物理、生物、地学、化学の分野、社会科では歴史や地理の分野での研究が進められています。これらが「磨け知性」の探求系の「課題研究」ならば、さまざまな形で表現する「輝け個性」の表現系の「課題研究」もあります。
 今日はその表現系の「課題研究」に取組んでいる家庭科教室と美術教室の生徒の様子を見てきました。
 家庭科教室では一人ひとりがさまざまな作品に取組んでいます。写真の彼女は「保育」の一環で赤ちゃんのよだれかけを作成しています。他の生徒も端切れを探しながらユニークな作品にチャレンジしているようです・
 美術教室でも創作活動に取組んでいます。1人で黙々と取組む生徒やみんなでワイワイと取組む生徒たちなど、製作スタイルも個性的です。普段の授業と違って私も気軽に声をかけることができるので、生徒の皆さんお話をたくさん聴くことができて、とても楽しいです。
 一生懸命に完成させた作品がエントランスのスペースに展示されるのが楽しみです。

アメリカ高校訪問・研修旅行の募集

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 アメリカ高校訪問・研修旅行参加者の募集が始まっています。本校ではアーストラリア研修とアメリカ研修を毎年交互に行いますので、アメリカ研修は今年で6回目となります。訪問先はオレゴン州ポートランドにあるフォレストグローブ高校(交流校)とワシントン州シアトルの郊外にありますキャミアック高校(姉妹校)の二校で、両校とは長年にわたり交流を続けていて、今年の夏には本校に研修旅行に来てくれました。
 春休みの3月19日~29日の11日間で現地ではホームスティが基本ですので募集は現地のホストファミリーの都合上、10名です。フォレストグローブ高校とキャミアック高校に通う生徒の家で過ごし、現地の高校で授業に参加・交流しますので、とても貴重な経験ができる研修旅行です。
 また、業者が企画する交流・研修ではなく、両校の教員とボランティアの方々のご尽力で実現するとても暖かくファミリーな手作りの企画でもあります。この機会を利用して素晴らしい春休みを過ごしてほしいと思います。

新しいダンス部の大旗は「百鶴図」です。

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 ダンス部が青春真っ只中の「よさこい」を踊るときに背景として後ろに張られる大旗が一新され新しくなりました。今年のメチャハピー本祭りでお披露目となりました。
 この旗のデザインは前の大きな波が描かれた大旗と同じく、本校総合学科4期生(2002年卒業)で東京芸術大学先端芸術表現科で教育研究助手を務めておられる小牟田悠介さんに描いていただきました。小牟田さんによりますとこの大旗の作品名は「百鶴図」で、「折り鶴の展開図が大小百羽、星のようにさまざまな色をもって響き合いながら広がっています。百という数字はたくさんあることを意味し、無限をあらわしますが、昼でも夜でもない真っ白なキャンバスに、すべて異なる色の組み合わせをもった鶴の展開図が、隣り合う色と響き合いながら、無限に広がっていくイメージです。」とコメントを寄せていただいています。本当に素晴らしいデザインで今宮高校の「よさこい」を一段と輝かせてくれます。この前で踊れるダンス部は本当に幸せです。皆さんもダンスと共にじっくりと背景の大旗もご覧下さい。
 尚、小牟田悠介さんについては後日詳しくご紹介させていただきたいと存じます。現在は大学での研究はもちろんのこと、日本全国、中国や台湾でも活躍されているすごい方です。
 今回もダンス部のために素晴らしい大旗を描いていただき、心より感謝申し上げます。

第6ブロック音楽会と浪速区文化祭

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 雨の日曜日となりましたが、多目的ホールでは第6ブロック音楽会が開催されました。たくさんの高校生と保護者の方々で一杯となった会場で本校の吹奏楽部はオープニングを飾り、今宮工科高校との合同演奏も聴かせてくれました。音楽会は第6ブロック各校の吹奏学部の演奏はもちろんのこと、コーラス、独唱、アンサンブル、そして指導しておられる先生方のコーラスありととても多彩で素晴らしい音楽会でした。
 また、浪速区民ホールでは浪速区民文化祭が開催され、本校からは軽音フォーク部とダンス部が出演してくれました。毎年開催されるこの文化祭ですが、浪速区内のたくさんのサークルを中心に賑やかに催されます。ここも吹奏楽、フラダンス、日本舞踊、コーラスなどなど本当に盛りだくさんです。元気な年配の方が活き活きと舞台発表をされ、会場からはお孫さんから「おばあちゃ~ん」という可愛い声援も飛ぶとても和やかな文化祭で、ホッとした気持ちになれるひと時でした。軽音フォーク部とダンス部の皆さんも地域の一員として文化祭を盛り上げてくれて本当にありがとうございました。

秋のオープンスクール・PTAガーデニング教室・学校協議会

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 今日も盛りだくさんの一日でした。
 まずは秋のオープンスクール。6月のオープンスクールでたくさんの方にお越しいただいたのと、今日は多くの高校でオープンスクールが開催されているので、参加者が少ないのではと心配していましたが、約400名の中学生と保護者が参加されました。オープニングでは吹奏楽部の演奏とダンス部の演技で元気な今高生の姿を見ていただき、私からは学校の概要について、そして生徒自治会がさまざまな行事を中心とした学校生活について紹介してくれました。その後体験授業とクラブ見学、多目的ホールでは軽音フォーク部、軽音エレキ部、吹奏楽部、そしてダンス部のコラボ企画のWelcome Concertを楽しんでもらいました。またPTAの皆さんには駅や交差点での道案内から受付などたくさんお手伝いいただきました。まさに生徒、保護者、学校が一緒になってつくったオープンスクールでした。ご来校いただきました皆さんは満足していただけたでしょうか?本日のご参加、本当にありがとうございました。またご協力いただいたPTAの皆さん、お疲れ様でした。心より感謝申し上げます。
 そして、今日はPTAの緑の整備事業として「ガーデンニング教室」を本校の中須賀首席が中心となって開催し、築山の校訓碑前にチューリップの球根を植えていただきました。恒例となりましたが奇麗な花が咲く来春が楽しみです。
 最後に学校協議会を開催し、保護者の皆さまからのご意見や今宮高校の取組みの成果や課題について協議していただきました。協議された詳しい内容については本ホームページ上で後日ご報告申し上げます。協議会委員の皆さん、遅くまで熱心な協議をありがとうございました。次回3月2日の学校協議会もよろしくお願い申し上げます。
 盛りだくさんの土曜日でしたが、今日も今宮高校にとってとても充実した一日でした。

岐阜から帰阪しました。

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 全国高等学校総合学科教育研究大会(岐阜大会)が終了しました。写真は昨日の全体会オープニングでの岐阜県立岐阜総合学園高等学校太鼓部の演奏の様子です。素晴らしい演奏で来年は岐阜県の代表として全国高等学校総合文化祭に出場されるそうです。高校生の活き活きと躍動する姿にはいつも感動させられます。
 全体会では岐阜県の総合学科2校から報告を受けました。それぞれに総合学科らしい多様な取組みと実践をお聞きすることができました。また本日は「産業社会と人間」の取組みについての分科会に出席しましたが、宮城県からは今まだ復興が進まない現状の中で懸命に頑張る学校の姿が報告されました。被災地三県(岩手、宮城、福島)の小学校、中学校、高校支援学校で今年度も間借り校舎の学校が68校、仮設校舎の学校が74校も未だにあるとういうことです。復興をめざして私達も支援をこれからも続けていくことが求められます。
 今回の大会では北海道から沖縄まで、全国で351校の総合学科高校の内から12本の実践発表が行われました。それぞれの地域や学校の成り立ちを背景として個性豊かな教育が展開されています。本校も生徒の皆さんのために、これまでにも増して今宮高校ならではの取組みを展開していかなければと思いました。今回の大会の準備から運営までお世話いただいた岐阜県の皆さんに心よりお礼申し上げます。
 さて、夕方に学校へ帰ってくるとちょうど大清掃が始まるころでした。明日は秋のオープンスクールです。たくさんの中学生や保護者の方にお越しいただいて、今宮高校の良さを実感していただければと願います。

岐阜市より

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 第17回全国高等学校総合学科教育研究大会(岐阜大会)の初日。午前中は岐阜県立岐阜総合学園高等学校の公開授業に参加しました。 同校は平成9年に岐阜西工業高校と岐阜第一女子高校を統合して設置された総合学科高校で自然科学・メカトロニクス・情報システム・環境テクノロジー・国際文化・生活福祉・芸術文化・観光ビジネス・スポーツ科学の9系列が設置され、約130の幅広い選択科目をもつ高校です。 
 公開授業は主に1年生の「産業社会と人間」の取組が中心で、岐阜総合学園では16時間をかけてそれぞれが自分のライフプランを作る取組をされています。今日はちょうど中ほどの授業で、マネープラン人生ゲームを楽しみながら、20歳代、30歳代、40歳代、50歳代の生活と人生設計について学習していました。生徒の皆さんのとても楽しそうでありながらも真剣に取組む姿が印象的でした。
 クラブ活動も盛んで、今大会の開会行事では素晴らしい和太鼓部の演奏も披露して下さいました。グランドホッケー部は大変な強豪で、今年岐阜県で開催された清流国体の少年の部では全国大会三連覇を果たされたそうです。普通のグランドに加えて写真のような人工芝のホッケー専用グランドも設置されています。校地も広く、正面の1号館の前には大きな広場あり、とてものびのびとした学習環境で生徒の皆さんは高校生活を送られています。また、「産業社会と人間」や「総合的な学習」でのキャリア教育で使用する『未来航路』というガイダンスの冊子はすごい内容のもので大変参考になります。
 午後からの全体会、明日の分科会の様子は明日報告させていただきます。

岐阜市に来ました。

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 第17回全国高等学校総合学科教育研究大会に参加するために岐阜に来ています。JR岐阜駅までは名古屋から新快速で20分程で着きますので、名古屋のベッドタウンでもあります。
 JR岐阜駅前には金色の織田信長像が立っています。もともと井ノ口と呼ばれていたこの地を岐阜と改めたのが織田信長であり、像にしたの石碑には「マントを羽織り、右手に種子島(鉄砲)、左手に西洋兜を持ち、まっすぐ前を見つめるこの像は、常に時代の最先端を歩き『改革』を目指した信長公の姿を象徴しており、都市再生を図る岐阜のまちの未来をg表現するものとなっております。」と記されています。平成21年9月26日とありますからとても新しいもののようです。
 長良川まで行きますと金華山の上には岐阜城が見えます。ロープウェイで金華山は登ることができますが、今回は見物に行く時間がないのが残念です。長良川の鵜飼は毎年5月11日から10月15日までですが、川岸には鵜飼見物用の船が並んでいました。地元の人に聞くと今年は雨が少なかったので鮎があまり育っていなかったそうです。川の汚染や河口堰の影響についても話されていました。
 岐阜は新しいものと古いものが共存する静かで落ち着いた町という印象を持ちました。但し、バスのボディに大きく書かれた織田信長の劇画風のイラストにはびっくりしました。

バリアフリー・ライフスタイル論とワールドスタディーズ

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 火曜日の6・7時間目も特色ある授業がたくさん開講されています。バリアフリー・ライフスタイル論では社会人講師で車椅子ダンサーである奈佐さんがコーディネートして現在は「認知症」について学んでいます。今日は4名の社会福祉法人浪速区社会福祉協議会の福祉活動専門員と浪速区地域包括支援センターの介護支援専門員の方々に来ていただいて「認知症サポーター養成講座」と題して授業を展開しました。「認知症」は知られているようで病気としては意外と正しくは認識されていません。「ものわすれ」と「病気によるものわすれ」の違いなども大変勉強になりました。再来週には実際に高齢者の方々の施設での交流に出かけます。
 ワールドスタディーズでは先週訪れたコリアタウンのまとめを行っていました。撮影してきた写真を使って、自分達がインタビューした内容などを中心とした報告の準備です。それぞれの班の個性豊かな報告になりそうです。学習、体験、まとめ、発表と今宮総合学科で大切にしている学びの一つ流れです。大変そうですが、みんないきいきと楽しそうに取組んでいました。