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研究授業の振り返り

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 今日は寒い一日となりました。真冬並みの気温に風邪をひいてしまった生徒もいるようです。期末考査も残り2日間ですので、もう一踏ん張りです。
 さて、今日は午後から2学期に行った研究授業の振り返りの研究協議を行いました。その都度できればいいのですが、普段の放課後は会議や補講・補習、そしてクラブ指導で時間がありません。教材研究はどうしてもそれらが終わってからです。期末考査中の午後をなんとか確保して、研究授業を振り返りながら、ベテランと経験年数の浅い先生を中心に授業づくりについて研究協議しました。経験年数の浅い先生はもちろんのこと、ベテランの教員でも授業に関する悩みはたくさんあります。しかしお互いの悩みを出し合いながらも、ベテランからはさまざまなアドバイスがあり、とても有意義な話し合いができました。
 学校はチームで生徒を指導するところです。こうした話し合いを通してお互いの意思疎通を図ることが、生徒を支援する上でも、教員の力量を高めるためにも、とても大切だと考えます。
 

玄関ホールにロープを張りました。

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 玄関ホールの東側は中庭を望む大きなガラス窓の吹き抜けです。そこにロープを張って、軽くて大きな作品や横断幕を吊れるようにしました。
 窓のさんにネットクランプを取り付けてロープを渡しただけの簡単なものですが、試しに書画部が文化祭のパフォーマンスで作成してくれた「全力疾走」の作品を掛けてみました。まだ少し改良の必要があるかもしれませんが、重さにもしっかりと耐えることができて、なかなかの展示スペースとなりそうですし、夏の午前中は暑い日の光が差し込みますので、日よけを掛けることもできそうです。
 今日は試験的に作品を掛けてみましたのですぐに撤収しましたが、書画部の許可も得て立派な作品を掛けたいと思います。

倉敷市から岡山市へ

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 倉敷市から岡山市に移動して、今日から平成24年度全国高等学校長協会人権教育研究協議会に参加です。この研究協議会は年1回開催され、北海道から沖縄まで全国の人権教育担当の校長が集まり、各都道府県の取組みと実践を報告し、人権教育推進について研究・交流します。今年は滋賀県、北海道、宮崎県、長野県、山梨県、三重県、兵庫県、広島県の発表がありました。明日の全体会議を終えて、午後から学校へ帰ります。
 写真は倉敷市の美観地区と言われている街角の風景です。白壁と石畳、静かな倉敷川に浮かぶ船と色づいた木々。とても落ち着いた雰囲気です。おまけの写真はそんな倉敷市で見つけた変わった風景です。リサイクルショップだと思いますが、屋根の上に犬の置物(昔のビクターのトレードマークで蓄音機の横で耳を傾けている犬)が集団で並んでいました。こんな面白い風景を発見するのも旅の楽しみの一つですね。

倉敷アイビースクエアです。

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 倉敷は歴史も古くとてもおしゃれな街です。写真は倉敷アイビースクエアというところです。ここのホテルは明治22年に建築された倉敷紡績の発祥の工場を再開発したもので、館内は蔦(アイビー)のからまるレンガ造りの建物がいっぱいでとても趣があります。美観地区という白壁の続くレトロな街並みに中にあります。
 今回は全国人権・同和教育研究大会に参加するためにきているので、ホテルと会場の往復だけでしたので、ゆっくり街を散策することができないのがとても残念です。日を改めて休暇を取って再訪したいと思います。
 さて、明日からはいよいよ2学期期末考査です。生徒の皆さんの健闘を祈ります。

岡山県倉敷市に来ています。

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 第64回全国人権・同和教育研究大会に参加するため、岡山県倉敷市に来ました。新幹線と在来線を乗り継いで、新大阪から約1時間半ほどの距離です。
 毎年1回この時期に開催される研究集会ですが、教育研究大会としては国内最大規模で、1万人以上が参加します。そのため、地方の都市では初日午前中の開会行事の会場の確保が難しく苦労されますが、今回はマスカットスタジアムでの開催となりました。ピッチャーマウンドの前にステージを作り、バックネット裏のスタンドが参加者席になります。普段ですと舞台から見下ろす形での挨拶が、今日は見上げる形となり、挨拶される方は少し違和感があるかもしれませんね。
 さて、開会行事はまず、オープニングとして地元倉敷市立北中学校ブラスバンド部の元気一杯の演奏で始まりました。そして、倉敷市立下津井中学校の生徒全員による下津井踊りと倉敷市の中学生の元気な姿を見せてもらいました。
 主催者挨拶の跡は、来賓挨拶で文部科学省、岡山県教育員会、そして倉敷市長の挨拶と続きました。現地の先生の思いのこもった特別報告にはスタンドの参加者から大きな拍手が送られました。今日と明日の二日間にわたって、県内各地(倉敷市、岡山市、笠岡市、和気町)の22ヶ所の分科会会場で実践報告と活発な議論が繰り広げられます。
 

1年生「情報」の授業です。

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 1年生の「情報」の授業です。著作権の問題について班ごとに調べて、発表しています。今日、私が見学させていただいた発表内容は、図書室での本のコピー、グーグルマップの使用、テレビ番組のHDやDVDへのコピーなどの行為における著作権や肖像権についてです。調べ学習や校内での発表会などの機会が多い本校では特に知っておかなければならない内容ばかりです。皆さんしっかりと調べて発表してくれていました。
 もちろん各班の発表はクラス全員で評価します。評価のポイントは「図や配色に工夫があり、スライドはみやすかったか」「ストーリーがわかりやすく、伝えたい内容は明確だったか」「配布資料でプレゼン全体の概要がつかめたか」「声の大きさやスピードが適切で、メリハリがあったか」「前後にあいさつをするなど話し手の熱意を感じたか」「全体としてよいプレゼンテーションであったか」の六つのポイントを10段階で評価していました。
 さて、今日で11月も終わり明日から12月(師走)です。週明けの12月3日(月)からはいよいよ2学期期末考査が始まります。生徒の皆さんは、この週末は体調に十分気をつけて、考査の準備をしっかりとして下さい。

盛りだくさんの木曜日でした。

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 今日は校内のあちらこちらでたくさんの行事や取組みがありました。
 まず、写真は新自彊会館で行われた3年生選択科目『音楽Ⅲ』受講生徒による箏曲発表会です。ほとんどが初心者で9月から練習をはじめて3カ月ですがとても立派な演奏を披露してくれました。曲は「夕やけ小やけ」「踊るポンポコリン」「若葉」そして「ジングルベル」の4曲でとても多彩で楽しい内容でした。生徒の皆さん、そして指導していただいてます吉田純子先生、素晴らしい演奏を本当にありがとうございました。
 午後からは1年生は多目的ホールで講演を聴きました。講師はここ3年間毎年来ていただいている野宿者ネットワーク代表の生田武志さんで「野宿生活者問題について」というテーマでのお話を伺いました。ご存じの通り本校はあいりん地区と呼ばれる地域とJR環状線を挟んで比較的近くに立地しており、生徒たちは野宿生活をしている人を日常的に見かけています。また、今年は梅田で高校生を含む若者が野宿生活者を襲撃して死に至らしめるという非常にいたましい事件も起きています。少しでもこの問題について知ってもらい、現在の貧困問題について考える機会にしてほしいと思います。
 2年生は体育館で先月行った職場訪問の報告会です。各班は短い発表時間の中にしっかりと訪問内容と仕事の意義、そして自分たちが今しなければならないことなどをまとめていました。
 3年生は大阪弁護士会から6名の弁護士さんに来ていただいて各クラスで労働法を中心とした労働問題についてのお話しを聞きました。ほとんどの生徒は上級学校に進学しますが、将来社会人になった時に備えての学習です。お忙しい中、生徒たちのために熱心にお話しをしていただきました6人の弁護士さんに心よりお礼申し上げます。

美術・工芸の作品

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 2学期末も近くなり、美術や書道といった芸術系の科目の生徒作品が次々と展示されています。
 「総合芸術」ではオカリナを制作しました。陶芸用粘土で方を形を作り、上下二つに切断、中をくり抜き歌口(音が出る穴)を作り、接合。ド~ファまでの音階を調整、乾燥後800度で9時間の素焼き。アルカリ絵具で着彩後、少し茶色がかった「工芸うるし」塗料を塗り完成です。かなり手間がかかっていますが、それぞれの作品は色とりどりで形も大きさもユニークで個性的です。
 「美術Ⅲ」では立体コラージュ『Favorite space』です。コラージュとはフランス語で「貼り付けること]だそうです。校内で拾った素材や、家で使わなくなったお気に入りのものなど様々な種類の素材を、着色・加工し、素材を組み合わせて箱の中に自由に表現したそうです。こてらもとてもユニークで面白い作品ばかりです。
 他にもたくさんの作品が展示されていて、とても楽しい空間となっています。
 

ワールドスタディーズの授業。

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 今日の6.7時間目の2,3年選択科目「ワールドスタディーズ」でゲストスピーカーとして授業をしました。テーマは「カンボジアと世界の地雷問題」です。
 昨年の教養講座でも少しお話しさせていただきましたが、以前にカンボジアを訪問した際に現地で地雷問題についていろいろと勉強させたいただきました。実際にはカンボジアではタイ国境付近には地雷、ベトナム国境付近には不発弾が数多く残されており、現在も多くの被害者を出し続けているという深刻な問題があります。800万個と言われる地雷の数を聞いただけでも、その撤去がいかに困難であるかがわかると思います。
 今日の授業ではカンボジアでいただいてきた、実際に現地の子どもたちや住民の人たちを地雷の被害から守るための教育で使用している地雷や不発弾の模型やポスターを紹介しながら、生徒の皆さんにこの問題の存在と深刻さについて知ってもらいました。少しはその恐ろしさが分かってもらえたのではないかと思います。また、機会があればこの問題も含めていろいろなことを生徒の皆さんに伝えることができればと思います。

2学期期末考査の1週間前です。

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 昨日の秋晴れとは一変して、冷たい雨の月曜日となりました。玄関付近の落ち葉も雨で重たい絨毯となっています。
 さて、今日から2学期期末考査の一週間前ですので原則クラブ活動は禁止となり、校内は考査モードに入りました。学校に残って勉強する生徒、急いで帰って自宅で勉強する生徒、予備校や塾へと向かう生徒などなど勉強の仕方はまちまちですが、それぞれが一生懸命に学習に取組んでくれています。
 自分も学生時代を思い出すと試験はとてもプレッシャーのかかるしんどいものでした。欠点をとったらどうしようと考えていたので、結局目標も結果も低くなってしまった苦い経験があります。
 生徒の皆さんは日頃の学習の成果の検証、あるいは何点取れるかのチャレンジと前向きに考えて考査に挑んで下さい。そうすれば、自ずから目標も上がり、結果もついてきます。何事も前向きにとらえて一歩一歩着実に積み重ねることが大切だと思います。健闘を祈ります。