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大阪府立高等学校PTA協議会の人権啓発研修会

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 12月4日から10日までは「人権週間」です。これは、国際連合が1948年(昭和23年)12月10日の第3回総会において世界における自由、正義及び平和の基礎である基本的人権を確保するため、全ての人民と全ての国とが達成すべき共通の標準として、世界人権宣言を採択し、1950年(昭和25年)12月4日の第5回総会で12月10日を「人権デー」と定めて、全ての加盟国及び関係機関がこの日を祝賀する日として人権活動を推進するための諸行事を行うよう要請する決議を採択したことに始まります。日本では法務省と全国人権擁護委員連合会が1949年(昭和24年)から毎年12月10日を最終日とする1週間(12月4日から同月10日まで)を「人権週間」と定めました。
 こうしたこともあって、今日はホテルアウィーナ大阪で大阪府立高等学校PTA協議会主催の人権研修会が開催されました。本校からも青木会長と2名の役員の方が参加されました。
 二本の講演があり、まず「見守る側が知っておきたいスマホのこと~スマホ時代の高校生が直面しているリスクとメリット~」と題してネット教育アナリストの尾花紀子さんの講演でした。携帯電話やスマートフォンなどのバーチャル空間では信じられないような人権侵害事象が生起しています。また、さまざまな犯罪の被害者になることもあります。私達もインターネットの仕組みをしっかりと学び、子ども達を守らなければなりません。
 2本目は常盤会学園大学の佐谷力教授による「思春期の子どもとのかかわりに大切なこと~こどもとのかかわりチェックを使いながら~」と題して、日常の高校生との親としての関わり方についてのお話を聞かせていただきました。佐谷先生のお話はユーモアたっぷりでとてもわかりやすく、特に子ども達の話をしっかりと聞いてあげることの大切さを改めて認識しました。とても勉強になる研修会で、今日学んだことをすぐに日常生活の中でいかしていきたいと思います。