第17回全国高等学校総合学科教育研究大会(岐阜大会)の初日。午前中は岐阜県立岐阜総合学園高等学校の公開授業に参加しました。 同校は平成9年に岐阜西工業高校と岐阜第一女子高校を統合して設置された総合学科高校で自然科学・メカトロニクス・情報システム・環境テクノロジー・国際文化・生活福祉・芸術文化・観光ビジネス・スポーツ科学の9系列が設置され、約130の幅広い選択科目をもつ高校です。
公開授業は主に1年生の「産業社会と人間」の取組が中心で、岐阜総合学園では16時間をかけてそれぞれが自分のライフプランを作る取組をされています。今日はちょうど中ほどの授業で、マネープラン人生ゲームを楽しみながら、20歳代、30歳代、40歳代、50歳代の生活と人生設計について学習していました。生徒の皆さんのとても楽しそうでありながらも真剣に取組む姿が印象的でした。
クラブ活動も盛んで、今大会の開会行事では素晴らしい和太鼓部の演奏も披露して下さいました。グランドホッケー部は大変な強豪で、今年岐阜県で開催された清流国体の少年の部では全国大会三連覇を果たされたそうです。普通のグランドに加えて写真のような人工芝のホッケー専用グランドも設置されています。校地も広く、正面の1号館の前には大きな広場あり、とてものびのびとした学習環境で生徒の皆さんは高校生活を送られています。また、「産業社会と人間」や「総合的な学習」でのキャリア教育で使用する『未来航路』というガイダンスの冊子はすごい内容のもので大変参考になります。
午後からの全体会、明日の分科会の様子は明日報告させていただきます。