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石川県議会の視察団が来校されました。

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 石川県議会の文教公安委員会の県議会議員(8名)と石川県教育長、石川県警察本部の警務部長をはじめとする県執行部(7名)の方々が行政視察で本校におみえになりました。視察のテーマは「総合学科における進学指導のあり方について」とうことで、私から簡単なご挨拶と概要のご説明し、曽根原教頭より詳しく本校の取組みや特徴をご紹介した後、施設見学をしていただきました。
 石川県も11校の総合学科がありそれぞれ独自の取組みを展開されておられますが、本校のように普通科から総合学科に改編した高校は少なく、特に進学指導について本校の取組みを参考にしたいということで、本校の取組みを熱心に聴かれつろろもに、たくさんの質問を頂戴いたしました。
 私からは今宮高校では単に大学に入学することを目的にするのではなく、その先にある将来設計やいかに社会に貢献していくかという高い志の育成を大切にした進路指導を実施していきたいということやクラブ活動や自主活動も重視し、学習だけではなくバランスのとれた教育活動を通してバランスのいい生徒の育成を目指していることなどをお話させていただきました。短い時間ではありましたが、本校の取組みをご理解いただけたのではと思います。また、こうした説明、質疑応答の機会をいただく度に、私自身も本校の取組みをしっかりと振り返ったり、反省点を明らかにすることができ、たいへん貴重な時間を過ごすことができました。お越しいただいた石川県の皆さんに改めて御礼を申し上げます。

お昼休みのコンサート

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 11月1日のお昼休みにブラスバンド部が多目的ホールでハロウィン・コンサートを開催してくれます。手作りのかわいらしいポスターが校内数か所に貼られています。
 今宮高校ではよくお昼休みにコンサートや催し物が開催されます。今回のブラスバンド部もそうですが、軽音エレキ部や軽音フォーク部、三味線やダンスの授業の発表などが多目的ホール、玄関アプローチ、新自彊会館などで開催されます。生徒の皆さんにとっては日頃の成果を発表する大切な機会ですし、見に来る生徒もとても楽しみにしているようです。今度のブラスバンドのコンサートも楽しみです。

ユニークな科目(1)

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 3年生の選択科目「総合芸術」の時間を訪れてきました。この科目は音楽・美術・書道という芸術三科がコラボレーションして開講している講座です。2つの領域以上にわたって創造活動を行います。副題は「21世紀に必要なのは柔らかい頭だ」です。文字をデザインをしてTシャツを作成したり、オカリナをつくって民族楽器について学んだりします。
 今日はそれぞれが作成したオカリナのお披露目の日で、順番に自作のオカリナを演奏していました。形も色合いも音色も選んだ曲も一人ひとり違って、とても個性的でした。
 今テーマの授業は美術と音楽の教員が共同で指導に当たっています。違う科目が一緒になって一つの内容をつくっていくとてもユニークな選択科目で、既成の枠にとらわれない総合学科らしい取り組みです。
 芸術科目だけでなく、様々な教科が共同で横断的な新しい内容を作っていけば、ますます選択科目の内容は充実するのではないでしょうか。現在社会で生起している様々な事象は自然科学的側面や社会科学的側面など多方面から捉えていくことが必要です。まさに「柔らかい頭」が求められています。

1学年保護者進路説明会とPTA実行委員会

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 13時より第2回第1学年保護者進路説明会を多目的ホールで開催いたしました。お忙しい中。62名の保護者の方々がご参加くださいました。内容は進路決定のタイプと助言の仕方、平成23、24年度の校時や当面の予定の後、入学後半年を経過した時点での生徒の学校での様子と指導方針について学年主任よりお話しさせていただきました。
 14時からは平成22年度 第3回PTA実行員会が開催されました。私からは学校行事等に対するご協力のお礼と来年度より本校が3学期制に戻ること、平成24年度より週当たり授業を2時間増やし、1時限の授業を45分として1日は7時限とすることをご説明申しあげました。生徒には今週21日(木)に保護者連絡用のプリントを配布の上、説明する予定です。
 秋はPTAの活動も盛りだくさんです。後援会と合同の研修会(京都市南郊「八つ橋庵」および大山崎山荘美術館見学)や芸術鑑賞会(本校卒業生で指揮者の西本智実さん指揮によるラトビア国立交響楽団のコンサート)、他にも花壇教室や広報「いまみや」の編集・発行、そして学校からもオープンスクールのお手伝いや学校協議会へのご参加などをお願いしています。
 PTAの皆さんは子どもたちのためにお忙しい時間をぬって、様々な活動を展開されており、本当に頭が下がります。皆さんからのたくさんの愛情を降り注いでもらっている本校生徒は本当に幸せだと思います。生徒はその愛情をしっかりと受け止めて、日々の学校生活を充実させてほしいと思います。

おめでとう水球部!

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 本校水球部が大阪府新人大会で男女揃って優勝しました。男女ダブル優勝とは本当にすごいことだと思います。激励と写真撮影を兼ねて5階のプールへ行くと、練習に励む水球部の姿がありました。水球部は以前にもご紹介しましたとり、伝統と素晴らしい実績を有する本校の名門クラブの一つでもあります。そのため本校のプールは浅いところでも水深が160CM以上あります。今回は優勝しましたが、ライバルたちは次の大会では巻き返しを図ってきます。今まで以上に厳しい試合が続くと思いますが、是非次の大会での勝利を目指してハードな練習を積んでいただきたいと思います。頑張れ、水球部!!

音楽と体育の授業を見学しました。

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 今日は音楽と体育の授業を見学させていただきました。
 1年生の音楽では3部合唱でスピッツの「空も飛べるはず」の練習をしていました。恥ずかしがってあまり大きな声で歌っていないのではないかと思っていましたが、先生の指示に従ってみんな大きな声で熱唱していました。廊下にまで声が響き渡っていましたが、生徒の歌声が聞こえる廊下はまさに「学園」といった感じでとてもいいですね。
 体育の授業ではバスケットボールにダンスにと生徒たちは思いっきり汗を流していました。先生の授業終了の声に「もっとやりたいのに」という声が出るほどでした。
 実技科目は、座学とは違う緊張感と躍動感があり、一人ひとりの個性がはっきりと出る場面も多くあります。私にとっては普段とは違う生徒の姿や表情を見ることができ、とても新鮮でした。

進路を考える秋

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 今日は1学年・2学年とも午後から進路学習でした。
 2学年は多目的ホールで関西学院大学の入試広報課筒井さんをお招きして進学講演会。「大学って何だろう?」「なぜ大学って行くんだろう?」「受験勉強ってなんだろう?」そして、「今しなくてはならないことってなんだろう?」というテーマで大学側から見た進学についてのお話を伺いました。
 1学年は大学訪問と模擬授業。①大阪大学歯学研究科「放射線の医歯学利用」②大阪市立大学経済学研究科「大学での勉強」③大阪府立大学生命環境科学部の授業 ④大阪教育大学「夢見の心理学」⑤京都教育大学「国語教育」⑥奈良女子大学「スポーツ心理」⑦和歌山大学「クリエ(学生自主創造科学センター)」の7つのコースに分かれて訪問しました。訪問先を今回は国公立大学とし、本校教員のネットワークを最大限利用して確保しました。
 もちろん自分の進路先として大学を選ばない生徒もいると思いますが、2年生・1年生とも、大学の話を聞いたり、訪問したりするだけで、これから進路選択や将来設計を行う上で、とても参考になると思います。何よりも今の自分にとらわれないで素直に大学の話を聞いたり見たりすることが大切です。そして目標が定まれば、いまやるべきことや選ぶべきものが自ずから見えてきます。目標設定を誤らないように自らが講演会や訪問で得た情報をもとにしっかりと考えて下さい。
 

浪速区 安全・安心まつづくり大会

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 午後から「全国地域安全運動 浪速区 安全・安心まつづくり大会」に参加してきました。
 浪速区では、各地域で自主防犯活動や小学校の子ども見守り活動など様々な防犯活動に取り組んでおられます。また、31台の青色防犯パトロールカーが各種警戒活動にあたっておられ、すべてボランティアの活動だそうです。日本でも有数の繁華街である「ミナミ」や日本橋の「でんでんタウン」がある地域だけにその取り組みは重要であるとともに大変な活動だと思います。
 その浪速区にある唯一の高校ということで本校もお手伝いをさせていただくことになり、ダンス部が大会で「安全・安心」をアピールさせていただきました。地元の浪速警察署長も実は本校の卒業生(高25期)ということで、後輩たちの元気な姿をご覧になり、喜んでおられました。浪速区の安全と安心は毎日通う本校生徒にとってもとても大切なことです。こうした形で少しでも地域貢献ができればと思います。

今日から平成22年度後期が始まります。

 後期の始業式を行いました。校長挨拶では、3年生は残り少ない高校生活を悔いのないよう、進路実現に向けて全力で学習に打ち込んでほしい、加えて今宮高校の日常の風景や感触をしっかりと心に刻みこんで一日一日を大切に過ごしてほしいということを伝えました。
 全体には「授業」についてお話しさせていただきました。授業は教師だけがつくるものではなく、教師と生徒が一体となった時に素晴らしい授業が生まれます。その授業は教師も生徒も最高のポテンシャルを発揮できる場です。そして、成否のカギを最後に握っているのは生徒であり、生徒一人ひとりの授業に対する姿勢が生み出す教室の雰囲気です。生徒各人が自分の授業を受ける姿勢をしっかりと考えて授業に「参加」してほしいということ、そして授業をもっと活性化し内容を充実させるために、授業で積極的に「質問」をたくさんすることと授業環境を良くするために教室や校内の清掃を各自が自覚を持って徹底してほしいということをお話しさせていただきました。
 生徒の皆さんが積極的に授業に「参加」し、後期の学校生活をより充実させてくれることを期待しています。

ダンス部の三日間

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 秋の三連休、本校ダンス部が各地で元気を届けてくれました。
 9日(土)は「道具屋筋まつり」。あいにくの雨で、会場は室内となりましたが元気一杯お祝いの踊りを披露してくれました。写真の後方に写っている着ぐるみの少年が新しい道具屋筋のキャラクターの「まい道くん」です。
 10日(日)は「大阪あきない祭り」のソーラン大会。大阪城天守閣前広場と難波宮跡公園の特設ステージで披露し、40チームが競う中で見事一位を獲得しました。
 11日(土)はダンス部が一番大切にしている大会である「大阪メチャハピ-祭」。朝から枚方市の岡東中央公園、ラブリータウン古川橋の各会場で踊った後、名会場の大阪城ホール。ここでもファイナルに残り、見事に「メチャハピ-賞」を獲得し、8連覇を達成しました。賞の獲得が決まった瞬間の生徒たちのはじけるような喜びの歓声と会場に応援のために駆けつけていただいたダンス部の先輩や本校の教職員・生徒、そして保護者の方々の「おめでとう」というかけ声が印象的でした。私も受賞の喜びとともに、今年もとってくれたという安堵感に包まれました。
 ダンス部の皆さん、3日間本当にお疲れました。また、各イベントの会場に応援に駆けつけてくれた保護者の皆さん、そしてなによりも顧問の春名先生、本当にお疲れ様でした。そして、ありがとうございました。
 さて、今日は明日からの後期の学期に向けての、学校休業日です。でも、校長室からは朝から練習に励むダンス部の声が多目的ホールから聞こえてきています。