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台風が過ぎ去りました。

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 本日は1年、2年生全員が参加する校内模試が実施されました。台風14号の接近で心配していましたが、何とか台風は大阪からは遠い南の海上を通り過ぎたようです。とはいっても昨夜は雨と風が強かったようで、学校の玄関には落ち葉が吹く上げられていました。散らかっているなと思いながら近づいてみると、吹きだまった落ち葉が意外ときれいなことに気づきました。いろいろな色の葉が織りなす色合いがとても秋を感じる風情を醸し出していたので、ついシャッターを切ってしまいました。
 生徒たちは少し強い風が残っている中を元気に登校し、模試にチャレンジしてくれました。1年生は国語、数学、英語の三教科、2年生は五教科から選択しての受験です。午前2教科、午後1教科から3教科ということですが、5教科を選択した生徒は朝9時から夕方の4時半過ぎまでの長丁場の受験です。夢に実現のためには、知力・学力だけでなく体力も身につけておかなけれべなりません。 
 3年生はいつものとおり土曜学習会や講習のために多くの生徒が登校していました。
 また、学校食堂も今日は生徒たちのために休日にもかかわらず特別に営業をしてくださいました。ありがとうございました。
(写真は1年生の模試と地理の講習の様子です)


   

琴と篳篥の授業

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 前期は三味線の授業が開講されていましたが、後期より「琴」と「篳篥(ひちりき)」の授業が始まっています。琴は11名が選択しており水曜日の3、4時限目、篳篥は12名が選択しており金曜日の5、6時限目に開講しています。琴は皆さんもよくご存じだと思いますが、篳篥はどんな楽器がご存じでしょうか?恥ずかしながら私も間近で見たのは初めてでした。雅楽の楽器で、笙(しょう)、龍笛(りゅうてき)と篳篥で三管と呼ぶそうです。本校には笙も龍笛もありますので、生徒は全部体験するそうです。
 篳篥の授業は会議室で行われており、最初の時間はまるで南アフリカのブブゼラを思わすようなブーブーという音が廊下までに響いていましたが、さすがに生徒の上達は早く、次の時間にはすっかりきれいな音色が聞こえてきました。雅でゆったりとしてとても心地よい音色です。上達した暁には、是非三管の合奏を聞いてみたいと思います。日本の伝統音楽や楽器に触れる機会が少なくなっているだけに、大切に続けていきたい講座の一つです。
 

理科総合の実験

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 1年理科総合の授業です。今日の実験は「化学反応における、物質の量的関係」というテーマで金属[MgとAl]に希塩酸を加えて発生する水素[H2]の体積を測定し、反応における金属の物質量(モル)と水素の物質量(モル)の比を求め、それが反応式の係数であることを調べるというものです。実は文系の私も高校時代に化学では「モル」の概念でとても苦労した経験があります。こうした実験を通してより理解を確かなものにすることができます。
 先生から説明される実験の手順から器具の扱い方の注意ををよく聞いてから、生徒たちは真剣に取り組んでいました。今回の実験で集めたデータをもとに次の時間は計算と考察です。

お昼休みの「歌とピアノのミニ・コンサート」

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 昨日から秋を飛び越えて急に冬になったような気候となりました。生徒たちもマフラーをしたり、厚手の上着を着込んだりと冬の雰囲気です。今年は春の期間も短かったような気がしており、このままでは日本は四季の国ではなく、夏と冬の二季の国になるのではと心配しています。
 そんな寒さを感じる今日の昼休みに新自彊会館で音楽系の大学を目指している生徒のミニ・コンサート(実は試験に向けての度胸づけという一面も?)が開催されました。プログラムは歌「ロッシーニ プロメッサ(誓い)」、ピアノ「ベートーヴェン ソナタOP.10-2 第1楽章」、歌「ルッツィ アヴェ・マリア」でした。
3名とも堂々たる演奏で観客の生徒からも感嘆の声と大きな拍手が上がっていました。外の寒さが室内の静かで豊かな雰囲気をいっそう際立たせてくれた、心温まるお昼休みのコンサートでした。

陸上部報告と軽音フォーク部

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 今日は朝から雨で、校内はなんとなくしっとりとした雰囲気が漂っています。
 さて、陸上部から先週末の試合の結果の報告が入りました。阪奈和大会の大阪南部地域の予選も兼ねた競技会だったそうですが、女子の400Mと400Mハードル、そして3000Mでの阪奈和大会の出場権を得たということです。また、2年生の男子が八種競技に出場し、見事に一位を獲得したということです。陸上の八種競技というのは100M、走り幅跳び、砲丸投げ、400M、110Mハードル、やり投げ、走り幅跳び、1500Mの八競技を二日間にわたって行う、とても過酷か競技だそうです。そういえば校庭が真っ暗になってからも走り高跳びの練習をしていました。また、出場した選手はそれぞれが自己ベストを更新したということです。陸上部の皆さん、本当によく頑張られました。心より健闘を讃えます。
 そして、今日の昼休みは多目的ホールで軽音フォーク部がハロウィン・コンサートを開催してくれていました。会場の中は元気な歌声と手拍子で盛り上がっていました。演奏の終了後にアンプの上に置かれていたかぼちゃのポットの中に入っていたキャンディーを舞台の上から観客の生徒にまいてコンサートは終了。軽音フォーク部の皆さん、ホッとするお昼休みの一時をありがとうございました。

高校12期の方々に感謝申し上げます。

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高校12期の先輩がお見えになりました。来る11月6日(土)に12期の同窓会を開催されるとのことですが、その際に何か母校のお役にたてればとのお申し出を以前からいただいておりました。そして、老朽化が激しい体育館前のウォータークーラーをいただくこととなりました。実は今年は猛暑のせいか次々と校内のウォータークーラーが悲鳴をあげ、この「校長だより」でも以前にご紹介させていただきましたようにPTAと自彊会のご厚意により3台を新調したところです。そして今回もう1台も新しくしていただけるということで本当に助かります。
 高校12期は1960年(昭和35年)に卒業された期で、この年は1月に新日米安保条約が調印され、安保反対闘争が高まるとともに、12月には池田内閣のもと国民所得倍増計画が決定され、高度経済成長時代へと戦後日本が大きく転換していった激動の時代です。加えて本校では「火群」(生徒自治会機関紙で現在44号まで発刊されています。)が創刊された年でもあります。ご卒業後は各方面で活躍され、経済大国日本をまさに艱難辛苦を乗り越えて築きあげてこられた世代の方々であり、そのご苦労の上に今の私達の豊かな生活があることを決して忘れてはなりません。卒業されて50年を経られた先輩方の母校に対する暖かいお気持ちを大切に受け取り、心より感謝申し上げます。
 (写真は遠足に楽しそうに出かける1年生たちです。)

3学期制と24年度以降のカリキュラム

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 本日、次年度(平成23年度)より前後期制を見直して、学期と長期休みとの整合性をよくするために3学期制とすること。平成24年度より大学進学に必要な科目の増加や生徒の進路希望・興味関心にあった科目選択の幅を広げるために、各学年とも1年を33単位とし、補充も含めて週35コマの授業を行うこと。それに伴い、クラブ活動時間の確保のために、1時限の授業を45分とし、1日は7時限とすることを説明しました。そして、保護者の皆様あての文書を生徒に配布いたしました。
 平成25年度からの新教育課程の実施も視野に入れながら、今後とも生徒や社会のニーズに応じた総合学科としての多様な学びが提供できるよう必要な改革を実施してまいります。ご理解、ご支援をよろしくお願いします。
 さて、本日の2年生の「総合的な学習の時間」は『思いを伝える!~よりよいプレゼンテーションのためのコツ』と題して、大阪ボランティア協会より景浦弘司さんをお招きしての講演会をじっしいたしました。総合学科高校である今宮高校では生徒が発表する機会も多く、コミュニケーション能力とプレゼンテーション能力の育成には特に力を注いでいます。とはいっても最も大切なのは伝える技術ではなく伝える内容です。各人が伝えるべき内容の充実を日頃から培っていくことがとても大切であることを自覚しながら、さまざまなことに取組んでほしいと思います。是非、いろいろなものが詰まった密度の濃い人間になってほしいと思います。
 放課後、1年生の教室をまわってみるとたくさんの生徒が教室に残っていました。あるクラスでは先日実施した「大学訪問」の発表に向けての準備・打ち合わせをしていました。しっかりと話し合って成果を伝えて下さい。
 そして、明日は1・2年生は秋の遠足です。とても楽しみにしている様子が放課後の教室から伝わってきました。「校長先生はどこについて行くのですか?」と尋ねられましたが、残念ながら私はお留守番です。そして、午後からは大阪市立真住中学校と、大阪市立我孫子中学校・東我孫子中学校・我孫子南中学校合同の高校説明会に行きます。
 1、2年生の皆さん。事故には十分注意して、秋の1日を存分に楽しんできて下さい。明日はきっと晴れますよ。

地理の授業

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 2年生選択の地理Aの授業です。この時間の地理Aの講座を受講しているのは6人で、今日のテーマはヨーロッパの農業。小テストの後、小麦を中心に授業が進められていきます。受講生が6名という少人数クラスのなので、担当の田中先生が自宅の近所から小麦をもらってきて、生徒がそれを実際にペンチで砕いたり、米と比較したりして、実物を使いながら小麦のイメージを膨らませていました。そして、ビデオでオーストリアの農家でのパン作りと遊牧民のパン作りの様子をみて、小麦とパンの文化について学習していました。地理や歴史はどうしても暗記科目と思われがちですが、こうした教材の工夫で自分たちの暮らしと密接につながっていることが実感できる科目になると思います。

石川県議会の視察団が来校されました。

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 石川県議会の文教公安委員会の県議会議員(8名)と石川県教育長、石川県警察本部の警務部長をはじめとする県執行部(7名)の方々が行政視察で本校におみえになりました。視察のテーマは「総合学科における進学指導のあり方について」とうことで、私から簡単なご挨拶と概要のご説明し、曽根原教頭より詳しく本校の取組みや特徴をご紹介した後、施設見学をしていただきました。
 石川県も11校の総合学科がありそれぞれ独自の取組みを展開されておられますが、本校のように普通科から総合学科に改編した高校は少なく、特に進学指導について本校の取組みを参考にしたいということで、本校の取組みを熱心に聴かれつろろもに、たくさんの質問を頂戴いたしました。
 私からは今宮高校では単に大学に入学することを目的にするのではなく、その先にある将来設計やいかに社会に貢献していくかという高い志の育成を大切にした進路指導を実施していきたいということやクラブ活動や自主活動も重視し、学習だけではなくバランスのとれた教育活動を通してバランスのいい生徒の育成を目指していることなどをお話させていただきました。短い時間ではありましたが、本校の取組みをご理解いただけたのではと思います。また、こうした説明、質疑応答の機会をいただく度に、私自身も本校の取組みをしっかりと振り返ったり、反省点を明らかにすることができ、たいへん貴重な時間を過ごすことができました。お越しいただいた石川県の皆さんに改めて御礼を申し上げます。

お昼休みのコンサート

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 11月1日のお昼休みにブラスバンド部が多目的ホールでハロウィン・コンサートを開催してくれます。手作りのかわいらしいポスターが校内数か所に貼られています。
 今宮高校ではよくお昼休みにコンサートや催し物が開催されます。今回のブラスバンド部もそうですが、軽音エレキ部や軽音フォーク部、三味線やダンスの授業の発表などが多目的ホール、玄関アプローチ、新自彊会館などで開催されます。生徒の皆さんにとっては日頃の成果を発表する大切な機会ですし、見に来る生徒もとても楽しみにしているようです。今度のブラスバンドのコンサートも楽しみです。