記事一覧

2年生保護者進路説明会を開催しました。

ファイル 1204-1.jpgファイル 1204-2.jpg

 2年生の保護者の方々に集まっていただき、第3回目の保護者進路説明会を開催いたしました。
 3年生は今大学受験の真っ只中ですが、2年生にとっても来年の大学入試センター試験まで後356日です。そして、今年の夏から秋にかけてはAOや推薦入試が始まります。まだまだ先と思っているかもしれませんが、あっという間です。一日も早く気持ちを切り替えて、しっかりと準備を進めて欲しいと思います。
 そこで、今回の説明会では河合塾から講師の先生をお招きして「受験期を迎える子どもとの向き合い方~模試の分析(11 月実施分)と最新入試動向~」と題してご講演をいただきました。最近の大学受験についての具体的な状況と対策がわかりやすく説明いただき、とりわけお子様が初めて大学受験という保護者の方々にとっては、大変参考になったのではないかと思います。合わせて学年主任よりこれから生徒につけてほしい力についてと進路指導部からは今後の受験指導についてご説明させていただきました。大学受験は生徒、保護者、学校が一体となって進めていくことが大切です。これからも進路情報を適時発信してまいりますので、ご協力よろしくお願いします。
 また、今日は大阪府高等学校芸術文化祭の開会行事がドーンセンターで開催されました。会場はたくさんの高校生や保護者の皆さんでとても熱気にあふれていました。本校ダンス部は最後に登場し、いつもの元気とパワーを発信する「よさこい」を溌剌と踊ってくれ、会場から大きな声援と拍手をいただきました。ありがとうございました。(演技中の写真撮影は禁止でした。)
 そして、夕刻からは自彊会(同窓会)の常任幹事会が開催され、今年度のこれまでの活動や2月8日に開催されます関東支部総会、そして2年後に迫った今宮高校110周年記念事業などについて報告がなされました。自彊会の活動もとても活発で、いつも母校へのご支援をいただいており、深く感謝申し上げます。

人権教育の研究集会に参加しました。

ファイル 1203-1.jpgファイル 1203-2.jpg

 リバティおおさかで開催されました大阪府立学校人権教育研究会主催の第33回研究集会に参加しました。これは大阪府立の高等学校や支援学校の教職員が参加する研究集会で、記念講演と各校の実践報告で構成された研究集会です。
 午前中の全体講演では「グローバル化とこれからの人権教育」と題して大阪教育大学の森実教授からからご講演をいただきました。大変大きなテーマの話ですが、グルーバル化が進む中で「フラット化」が進んでいる。これは人・物・金・情報がボーダレスに世界を行き来する中で、かつての豊かな先進国と貧しい発展途上国といった枠組みではなく、先進国でも豊かな層と貧しい層の階層化が進んでおり、発展途上国でも同じように階層化が進んでいるということです。だからこそ、地域を大切にし、地域で生きていく人たちを大切にする教育が必要であるとおっしゃられたことが印象的でした。
 また、午後の分科会では大変な課題を抱えた生徒を大切に育て、高校へと送り出されている中学校の取組と教員の思いの報告を聞きました。とても苦労して大事に育てて下さっている中学校の先生方の思いを大切に受け止めて、私たち高校もしっかりと生徒を育てていかなければならないと改めて実感しました。
 一人一人の生徒を大切に育て、進路を保障していくことが、人権教育の中心的使命であると思います。

今週末は生徒の作品をたくさん楽しめます。

ファイル 1202-1.jpgファイル 1202-2.jpgファイル 1202-3.jpgファイル 1202-4.jpg

 学年も終わりに近づき、芸術系科目の作品が次々と完成し、玄関ロビーに所狭しとたくさん展示されています。生徒だけでなく、校外からのお客様も、しばし作品の前に立ち止まって鑑賞されておられます。
 校外でも1月から2月にかけて文化系クラブの発表や展示会が続きます。まず大阪府高校学校芸術文化祭(芸文祭)の開会行事が今週末の25日(土)に天満橋にありますドーンセンターで行われます。13時開場ですが、14時30分からの二部では弦楽や和太鼓、民族舞踊、エイサー、ダンスなどが参加校から披露され、本校ダンス部がプログラムの最後、16時過ぎから「よさこい」を披露します。
 また、1月24日(土)・25日(日)の二日間にわたって、大阪城ホールの1階にあります城見ホールで芸文祭の美術・工芸部門のコンクール展が行われ、本校からも作品が出展されます。2月2日(日)にはJR学研都市線住道にありますサーティホールで合唱、吹奏楽、器楽・管弦楽部門が開催され、吹奏楽部が午後からの第6地区合同バンド(2チームあるそうです。)の一員として出演します。そして、1月21日(火)から1月26日(日)まで天王寺公園にあります大阪市立美術館で第64回大阪府高等学校書道展が開催中で、こちらにも書画部が出展しています。
 週末は少しお天気が崩れるという予報ですが、お時間がありましたら高校生たちのダンス、演奏、そして作品を是非ご鑑賞ください。もちろんすべて入場は無料です。きっと寒さも忘れてしまうほど豊かで心暖まる時間を過ごせますよ。

銀の小瓶づくり

ファイル 1201-1.jpgファイル 1201-2.jpgファイル 1201-3.jpgファイル 1201-4.jpg

 3年生「化学Ⅱ」の授業では、最後の実験ということで「銀の小瓶づくり」を行っています。これは鏡が銀鏡反応という化学反応を利用してガラスの表面に銀メッキして作られることを応用したものです。硝酸銀水溶液、ブドウ糖、水酸化ナトリウム、アンモニア水を使って小さな小瓶の内側を銀鏡反応で銀色にメッキします。最後にペンキで内側から銀メッキをコーティングして出来上がりです。私も参加させてもらい、きれいな銀色の小瓶を作らせていただきました。生徒の皆さんも作った銀の小瓶を卒業記念?に持ち帰ります。みんなワイワイと楽しみながら化学反応を楽しんでいました。
 受験真っ最中で学校の勉強よりも受験勉強の方が気になる生徒も多いと思いますが、3年生の皆さんにとっては今宮高校で授業を受ける時間もあと少しとなりました。こうして仲間と共に学習をする機会はほんの少ししかありません。残された1時間1時間の授業を大切に受けてほしいと思います。そして、今宮高校で学んだ日々を心にしっかりと刻んで卒業してほしいと思います。

1年家庭科の冬休みの課題。

ファイル 1200-1.jpgファイル 1200-2.jpgファイル 1200-3.jpgファイル 1200-4.jpgファイル 1200-5.jpg

 軽音フォーク部の新春ライブも今日が最終日でした。たくさんの生徒がお昼休みのひと時を多目的ホールでのライブで楽しんでくれていました。そろそろ「新春」と言えるシーズンもそろそろ終わりですね。軽音フォーク部のみなさん、ありがとうございました。
 さて、1階ロビーの展示ボードには1年「家庭基礎」の冬休みの課題が張り出されています。家庭科に関するテーマを自分で選んで調べ、考えたもので、もちろんとてもよく調べられた内容で、よく勉強していると感心しました。
 それにしてもテーマが「遺産相続」「TPP」「食料自給率」「認知症」「介護保険制度」「食物アレルギー」「骨粗しょう症予防」「シックハウス症候群」「自己肯定感」「アパレル」「ユニバーサルデザイン」「リデュース」「花粉症」「消費ー3R-」など、張り出されているものだけでも実に多様で広範囲です。社会で話題になったり、問題になったりしていることのほとんどが私たちの生活にとても密着しており、家庭科はそういったことを総合的に学ぶ教科であることがわかります。
 冬休みの課題を見させていただき、衣食住という生きる上で大切な事柄を学ぶ家庭科の大切さと、社会と家庭と自分のつながりの深さを再認識しました。

今日は「大寒」です。

ファイル 1199-1.jpgファイル 1199-2.jpg

 今日は二十四節気の一つ「大寒」です。読んで字のごとく1年で最も寒い時期ということで、各地で寒稽古など寒さに耐える「耐寒」行事が行われています。次の二十四節気は2月4日の「立春」ですから、春はもうすぐですね。
 一昨日、昨日と実施された大学入試センター試験を終えた3年生が登校し、4時間目に個別学力検査対策の注意を中心とした集会を行いました。集会では主に以下の点について生徒に伝えました。
1,「マーク」から「記述」へ頭を切り替えよう。一番の特効薬、それは模試復習。
2,センター試験の結果を引きずらない。過ぎ去ったことを悔やんでも得点にはつながらない。
3,過去問演習や大学案内で気持ちを切り替える。バラエティーに富んだ個別学力検査・私立大学の過去問で頭を切り替える。
4,学年全体で一体となって受験しよう。各々の目標に向かって頑張っている友達の姿こそ一番の励みとなる!
5,絶対に最後まであきらめない!!後期試験まで頑張る、その気持ちが合格につながる。この他に具体的な受験準備や教科別学習についてのアドバイスをプリントを配布して行いました。午後からは自己採点をして、データリサーチの準備を行いました。
 受験は100M走と同じだと思います。スタートまでトレーニングを重ねて準備をし、大学入試絵センター試験で号砲が鳴って一斉にスタートしました。うまくスタートをきれた人、出遅れてしまった人と様々ですが、中距離走や長距離走のようなライバルを見ながらの駆け引きは必要ありません。スタートダッシュでうまく行った人はリードを守るために、出遅れた人は追いつくために、一直線にゴールテープをめざして全力を尽くすだけです。まさに自分自身との戦いです。悔いの残らないように残された日々を全力を尽くして駆け抜けてください。受験は始まったばかりです。

第4回PTA実行委員会を開催。

ファイル 1198-1.jpgファイル 1198-2.jpgファイル 1198-3.jpg

 朝から雪が降ったり止んだりの寒い一日となりました。大学入試センター試験2日目ということで、雪による公共交通機関の乱れを心配していましたが、大阪は幸い雪の影響もなく、各試験会場では予定通りに試験が開始されたようです。2日間の試験で受験生の皆さんは疲れきっていることと思いますが、入試はまだ始まったばかりです。気を抜くことなく次の準備に邁進してください。
 さて、昨日は今年度4回目となるPTA実行委員会を開催しました。前回の実行委員会から、後援会との合同研修、秋のオープンスクール、PTA新聞第78号の発刊、緑の整備事業(チューリップ植え付け)、文化講座(イタリア語入門)、芸術鑑賞(宝塚歌劇)など行事があり、加えて3年生の保護者の方は受験応援グッズの作成とPTA活動は大忙しの秋から冬でした。熱心な活動に深く感謝申し上げます。
 これからもたくさんの活動が予定されており、2月1日(土)、2日(日)の校内模試の監督(30名以上のPTAの方が参加してくださるそうです。)そして卒業式、新入生説明会と今年度の締めくくりと次年度の準備でもお世話になります。学校教育自己診断アンケートでも「PTA活動が活発である」とお答えになる保護者の方が増えており、活発なPTA活動も本校の特色のひとつとなっています。本当に、ありがとうございます。和気あいあいでざっくばらんな暖かい雰囲気の活動を、これからもよろしくお願いします。

頑張れ!大学入試センター試験。

ファイル 1197-1.jpgファイル 1197-2.jpgファイル 1197-3.jpg

 大学入試センター試験が今日と明日の二日間の日程で行われます。今年の本校の受験会場は女子が相愛大学、男子が近畿大学です。
 3学年と進路指導部の教員が2班に分かれて、今日と明日の2日間、受験生の応援に朝から受験会場に駆けつけてくれています。
私も今朝は相愛大学に激励してきました。8時少し前に相愛大学の校門前に行きますと、すでに数名の生徒が来ていました。みんな緊張していると思いますが、笑顔で挨拶してくれました。8時過ぎに開門されて、次々と会場に到着した生徒が応援の教員と言葉を交わした後に、元気に試験会場に入っていきました。私たちは励ましの声をかけることと、試験会場に向かう後ろ姿に「力を出し切ってくれ」と祈るしかありませんが、いつもの顔を見ることで少しでも緊張した気持ちがほぐれたらと願っています。夕方には近畿大学へ行って激励してきました。すでに暗くなってしまった18時過ぎに今日の試験を終えたたくさんの受験生が校門を出てきましたが、その中に今宮高校性の姿を持つけることができました。
心配していましたが、みんな元気な顔で出てきてくれました。うまくいった人もいれば、思うように力が出せなかった人もいると思いますが、今日のことはひとまず置いて、いいイメージで明日に向かってほしいと思います。頑張れ、今高生!
 また、今日は今年度最後の学校説明会を開始しました。こちらには中学生と保護者の方が約120名もご参加くださいました。高校入試も月がかわると2月10日(月)には私立高校の入試、そして約1か月後の2月20日(木)は公立高校の前期選抜が始まります。高校入試もいよいよ本番突入です。
大変ですが、高校生も中学生もしっかりと受験に向き合い、最後まであきらめずに努力し、チャレンジして下さい。

1年生、ホームレス問題を考える。

ファイル 1196-1.jpgファイル 1196-2.jpgファイル 1196-3.jpg

 1年生の「自己発見」(産業社会と人間)で、ホームレス問題についての講演会を開催しました。本校のある浪速区は西成区と隣接しており、環状線を挟んで南側にはあいりん労働センターがあります。そこで本校では数年来ホームレス問題についての理解を深める講演会を行っていますし、今年は地域学習であいりん地区の学習を行った班もあります。
 今回はNPO法人Homedoorの川口加奈さんとスタッフでご自身もホームレス生活の経験のある澤本昇さんのお話を聞かせていただきました。理事長の川口さんは23歳で昨年の春に大阪市立大学を卒業したばかりですが、市大在学中の19歳からNPO法人を立ち上げてホームレスなどの自立支援に奔走されて方です。Homedoorでは現在「ハブチャリ」というシェアサイクル事業を大阪市内で展開してます。
 講演では川口さんからはホームレスの現状と自分がどうしてこうした活動を始めたのかについてお話してくださいました。そして澤本さんはなぜ自分が病気から職を失い、ホームレス生活になっていったお話や日雇労働の実態、そして実際のホームレス生活の大変さなどについてお話いただきました。ほとんどの生徒にとって初めて聞く内容の話ばかりで、これまでの自らの偏見に気づいたり、同世代の中高生がホームレスの人を襲撃する実態には多くの生徒が驚いたようです。これからもこうした社会問題にも是非関心を持ってほしいと思います。
 さて、明日の午前中は今年度最後の学校説明会、午後からはPTA実行委員会が開催されます。そして、いよいよ大学入試センター試験が始まります。明日に向けて体調を万全に整えて受験してください。健闘を祈ります。

演劇部の新春公演

ファイル 1195-1.jpgファイル 1195-2.jpgファイル 1195-3.jpg

 寒い日が続いていますが、生徒の皆さんは元気です。今日はお昼ご飯を寒い中庭で食べているグループもいてびっくりです。
 さて、今日のお昼休みの多目的ホールは演劇部の新春公演でした。「小説家の年末」という演目で、作品創作に苦しみ小説家と原稿を厳しくチェックする編集者の物語です。舞台には男子5名と女子1名が立ってくれました。
 面白いのは小説の内容を同時進行で演じる3人の高校生が登場するところです。ストップ・モーションを使いながら現実世界と小説の中の世界をうまく見せてくれていました。小説家と編集者の掛け合いもよかったですが、小説家の作品の内容を再現してくれる3人の高校生がとても面白く、劇の台本も構成も大変よくできていた思います。
 演劇部は校外では弥生文化博物館とのコラボ企画、校内では文化祭などでの発表とその活動がとても活発になってきています。これからの活躍がとても楽しみです。