記事一覧

ダンス部のしめくくりコンサート

ファイル 1224-1.jpgファイル 1224-2.jpgファイル 1224-3.jpgファイル 1224-4.jpgファイル 1224-5.jpg

 昨夜、阿倍野区民センター大ホールでダンス部が今年度最後となるライブを行いました。これは主催者である今宮高校ダンス部と保護者、そして阿倍野区民センターとの共催で「輝け!子供パフォーマー事業」の一環として開催されたものです。朝からの大雪で会場までお客さんが来ていただけるか心配でしたが、ありがたいことに18時の開演には約650人収容の大ホールが、立ち見が出るほどの超満員となりました。
 ライブはいつもの青春真っ只中のよさこいから始まり、今春3月にアメリカのテキサス州ダラスで開催されるミスダンスドリル国際大会で披露するヒップホップとノベルティの2作品や1年生だけの歌舞伎を表現した作品など盛りだくさんの内容であっという間の1時間でした。最後は会場の皆さんとも一緒に踊っていただき、バレンタインデーのチョコレートも配られました。外の寒さを吹き飛ばすほどのとても熱気溢れるライブで観客の皆さんも十分に満足していただけたと思います。また、観客の皆さんの拍手や応援でアメリカでの大会に向けてダンス部員もたくさんのパワーをもらうことができました。足元の悪い中、ご来場いただいた皆様に心より感謝申し上げます。

雪のバレンタインデー

ファイル 1223-1.jpgファイル 1223-2.jpgファイル 1223-3.jpgファイル 1223-4.jpgファイル 1223-5.jpg

 今年のバレンタインデーは大雪となりました。昨夜から降り続いた雪で大阪の街は真っ白です。これほど雪が降ったのは何年ぶりでしょうか。公共交通機関にも大きな乱れが生じて、生徒の皆さんも通学には本当に困ったと思います。生徒だけでなく、何時間もかけてようやく出勤してきた職員もいました。
 雪と寒さで震えているかと思っていましたが、生徒の皆さんはまるで子どもの様にハイテンションで、雪だるまを作ったり、雪合戦をしたりしてはしゃいでいました。また、校舎内や学校の前の歩道の雪かきをしてくれる生徒もおり、さすが今高生だなと感心もしました。
 そして、今日は前期入学者選抜の志願書受付の1日目で、中学生の皆さんも大変だったと思います。大丈夫だろうかと心配していましたが、降りしきる雪の中を傘をさした中学生が志願書を提出するために次々と来校する姿を見て少し安心しました。とは言っても、ニュートラムはずっと止っており、沿線の中学生は本当に困ったと思います。志願書提出は週明けの月曜日が二日目となります。2月20日(木)の入学者選抜学力検査の日は天候に恵まれることを祈ります。

1年生英語暗唱大会を開催。

ファイル 1222-1.jpgファイル 1222-2.jpgファイル 1222-3.jpg

 今日は1年生の英語暗唱大会(Racitation Contest)のファイナルが開催されました。各クラスの予選を勝ち抜いた12名によるファイナルです。2年生のスピーチコンテストは内容も自分で考えますが、1年生はまず暗唱大会です。今年のテキストはパキスタンで女子教育の権利を訴え、イスラム武装勢力に銃撃されたマララ・ユスフザイさんが昨年ニューヨークの国連本部で開かれた会合で演説した最後の一節です。
 暗唱大会といってもファイナリストの皆さんはとても情感を込めて、まさに訴えるかのようなスピーチを披露してくれました。私も表彰式後の講評で述べさせていただきましたが、暗唱大会といっても、単に英語の文章を暗記してしゃべるだけでは、聴衆を魅了することはできません。その文章の背景にあるものもしっかりと捉えることがまず必要です。マララさんは16歳で、まさに日本で言えば高校生の世代です。その彼女が命を危険にさらしながらも、国連で自分の考えや思い、そして希望を世界の要人たちの前で堂々訴える姿をしっかりと自分の心の中に描きながらスピーチすることが大切だと思います。優勝者はもちろんのこと、今日のファイナリストの皆さんはみんなそれができていたと思います。聴いていてまるで自分が国連の会場にいるかのように感動しました。とても素晴らしスピーチをありがとうございました。
 さて、明日金曜日と週明けの月曜日はいよいよ前期選抜の入学志願書の受付です。天気予報によると明日は雪かみぞれということで天候がとても心配ですが、中学生の皆さんは道中くれぐれも注意して、出願に来てください。

会議室の机のリニューアル

ファイル 1221-1.jpgファイル 1221-2.jpgファイル 1221-3.jpgファイル 1221-4.jpgファイル 1221-5.jpg

 昨日に比べて今日は少し寒さが緩んだようです。福井謙一先生書の校訓碑が建つ築山に、昨年の秋にPTAの方々に植えていただいたチューリップの球根からも芽が出始めています。でも今年は例年よりもかなり寒い日が続いているので、チューリップの成長は少し遅いようです。
 さて、会議室の机が古くなり、いくつかの机がガタガタとしていましたが、ようやく新しい机に入れ替えてもらうことができ、本日搬入されました。今度の机は折りたたみができ、キャスターがついて簡単に動かせるものにしていただきました。といますのは、本校の会議室は職員会議やPTA実行委員会の会議だけでなく、特色ある授業や教養講座、そしてさまざまな説明会や入学志願書をはじめとする模擬テスト等の受付や購入物品の販売などさまざまな用途に使用しています。また、各種研究会など外部の方が使われることも多くあります。そのため、使用目的に合わせて会議室の机のレイアウトをその都度変更していましたが、古い机は重い上に、動かすたびに脚がいたむという状態でした。新しい机はとても軽く、移動も簡単ですので、自由にレイアウトの変更ができます。これまで以上に会議室の用途が広がりそうです。まず、金曜日の入学志願書受付から活躍してくれます。

成長した1年生とダンス部ライブ

ファイル 1220-1.jpgファイル 1220-2.jpgファイル 1220-3.jpgファイル 1220-4.jpg

 今日の朝の電車は大阪府内の私立高校の入学試験に向かう中学生でいっぱいでした。私の最寄駅でも中学校の先生が名簿を持って、入学試験に向かう生徒を確認しつつ、「頑張ってこいよ。」と励ましておられました。中学生にとってはいよいよ高校入試の本番が始まりました。そして今週末の土曜日と来週の月曜日は本校も含めて公立高校前期選抜の志願書受付です。来春はどんな新入生が入学してくるのか楽しみです。
 先週に引き続き1年生の音楽Ⅰの発表を見てきました。ちょうど1年前にはこの生徒たちも私立高校を受験する中学生だったわけですが1年ですっかり高校生らしくなりました。普段はそれほど感じませんでしたが、朝の中学生たちと比較すると本当に成長したなあと実感しました。15歳から18歳の3年間は子どもから大人に変わる、人の一生の中で最も変化の激しい時期です。だからこそ、高校時代の一日一日が将来においてとても大切な意味を持つものだと思います。
 さて、お昼休みにはダンス部がアメリカ先取りライブとして、3月にアメリカのテキサスで開催されるダンスドリル国際大会で踊る、ヒップホップ部門とノベルティ部門の作品を今高生の仲間たちに披露してくれました。これからの1カ月半でますます作品に磨きをかけ、アメリカではアッというようなパフォーマンスで観客を魅了してくれることを期待します。また、14日(金)の夕刻には阿倍野区民ホールで、この2作品も含めた締めくくりのライブを行います。こちらもよろしくお願い申し上げます。

祝、関東支部設立総会。

ファイル 1219-1.jpgファイル 1219-2.jpgファイル 1219-3.jpg

 昨日、自彊会関東支部設立総会が開催されました。東京は20年ぶりの大雪で私の乗った新幹線も2時間近く遅れましたが、午後3時の開会にはどうにか間に合いました。今回の設立総会には160名の方からの参加申し込みがありましたが、大雪のせいで30名ほどの方は残念ながら参加できなかったということです。それでも会場の神戸大学六甲クラブは、最高齢の中学31期(90歳)の方から総合9期(25歳)の方まで多くの今高卒業生で大変な賑わいでした。東京で活躍する卒業生はたくさんおられ、従来から同期の会は良く開催されておたそうですが、自彊会の組織として世代を超えた同窓会を開催するのは今回が初めてです。これからも自彊会関東支部として毎年総会を開催していかれるということです。
 大阪からお祝いに駆けつけた自彊会会長のご挨拶の後に、私からは簡単に今宮高校の現状とこれまでと同様のご支援をお願いいたしました。また、多くの方とお話をさせていただきましたが、皆さんの母校を愛する気持ちがひしひしと伝わってきました。
 20年前に校舎も建て替わり、18年前には普通科から総合学科となり、大きく様変わりした今宮高校ですが、110年近く培われてきた伝統ある校風は今も変わりなく脈々と受け継がれていると思います。今回、関東支部の総会に参加させていただき、東京を中心に活躍しておられる方々のパワーに圧倒されました。設立総会のご盛会、本当におめでとうございました。

クラブ交流会で楽しんでいます。

ファイル 1218-1.jpgファイル 1218-2.jpgファイル 1218-3.jpgファイル 1218-4.jpgファイル 1218-5.jpg

 昨夜からの雪は冷たい雨に変わりましたが、校内には所々に雪が残り、とても寒い朝となりました。
 しかし、生徒の皆さんはとても元気で、今日は生徒自治会主催のクラブ交流会です。これは日頃はそれぞれの活動を行っているクラブが一堂に会して、ゲームやレクレーションを通して交流し、親睦を深めることを目的としており、ここ数年毎年この時期に行っています。実は4年前の交流会も大雪の日で、校内は今日以上に真っ白でした。
 運動部も文化部もすべてシャッフルしたチームによる対抗戦で、ジェスチャーゲーム、しっぽ取り、ドッジビー(柔らかなフリスビーを使ったドッジボールのような競技)などをみんなで楽しみます。今高生は出身地域も出身中学校もバラバラですが、こうしたクラブの交流会やクラス活動を通して本当に仲間とのつながりを深めてくれています。個性豊かな生徒一人ひとりが、お互いを認め合いながら学校生活を送り、高めあっていく、そしてそれが今宮高校生であるという誇りにもなっています。笑顔で交流会を楽しむ生徒たちの姿がとても溌剌としています。
 さて、今日は午後から東京の有楽町にある神戸大学東京六甲クラブで自彊会(同窓会)の関東支部総会が開催されますので、会長さん、副会長さんと共に私も参加させていただきます。関東地方も大雪ということですので、無事にたどり着けるか、そして今日中に帰ってこれるのか少し不安ですが、関東支部総会の開催をお祝いしてきたいと思います。

高校生国際協力実体験セミナーの報告

ファイル 1217-1.jpgファイル 1217-2.jpg

 昨日の2年生「今高生の主張」学年大会に先立ち、以前にご紹介した昨年12月22日、23日の二日間にわたり神戸市にある国際協力機構関西国際センターで開催された「2013年高校生国際協力実体験セミナー」に参加した4名の生徒からの報告がありました。このセミナーは、世界が抱える諸問題について理解を深め、それらの問題と自分達との関わりや自分達にできることについて考える機会を高校生に提供することを目的としたもので大阪、兵庫、奈良、和歌山、京都から参加したものです。
 参加した生徒は貿易ゲームやグループワークなどのアクティビティを体験する中で、世界にある貧困や環境破壊、その克服についてしっかりと学んできてくれたようです。世界各地で起こっている貧困、経済格差、教育の問題や自分たちはコンビニで買い物をしたりして何気なく日常生活を行っているが、グローバルな現在社会では身近なこともすべて世界とつながっていること、また日本にいてもさまざまな援助活動ができることなどに気づいたことを報告してくれました。
 また、他府県の高校生と交流する中で、自分たちは世界についてまだまだ学ばなければならないことがたくさんあるといった刺激を受けたようで、最後に今高生ももっと視野を広げてグローバルな視点から世界を見ていこうという呼びかけをしてくれました。私も同感で、自分も地球に暮らす一市民であるという自覚をもって、もっと世界の諸問題に関心を寄せてほしいと思います。

17期生「今高生の主張」学年発表大会

ファイル 1216-1.jpgファイル 1216-2.jpgファイル 1216-3.jpg

 今日は17期生の「今高生の主張」発表会が行われました。「今高生の主張」は15期生から始まり今年で3回目となる取組で、今宮志学の一環として1年次の「自己発見」(産業社会と人間)、2年次の「自己探求」(総合的な学習の時間)で培ってきた自分の成長や将来への夢・目標などについて全員が自分を振り返りつつそれぞれの主張を考えます。クラスでの発表を経て、各クラスから2名ずつ選ばれた12名が学年発表大会で発表をします。また、全員の主張が冊子となって学年末に配布されます。
 さて、今日の学年発表会ですが、それは素晴らしく感動的でした。それぞれが自分の生い立ちや苦しかったことを踏まえて、今宮で学んだこと、自分が成長したこと、仲間や家族への感謝、自分の夢など目頭が熱くなる発表ばかりでした。「主張する」ということは単に自分の言いたいことを言うということではありません。自分の言ったことに責任を持ち、内容について実行や実現していくことを高らかに宣言し、約束するものです。今日の12本の発表はまさにそういった内容のものばかりでした。そして、全員が今宮高校の仲間を大切に思っていること、残された1年の高校生活を精一杯充実したものにしていくことを宣言してくれ、とても頼もしく,嬉しく思いました。今日、発表できなかった生徒の皆さんの主張もとても素晴らしいものばかりだと担任の先生方からは聞いています、まとめの文集がとても楽しみです。17期生の皆さん、素晴らしい主張の発表会をありがとうございました。

1年「音楽Ⅰ」の演奏発表

ファイル 1215-1.jpgファイル 1215-2.jpgファイル 1215-3.jpgファイル 1215-4.jpg

 時折雪が舞う寒い日となりました。この寒さはしばらく続くそうです。
 さて、1年生の「音楽1」の授業では1年間の締めくくりとして、毎年3学期に自由演奏を行っています。今年のテーマ曲は「蛍の光」で、①使う楽器は自由。効果音的な打楽器を加えても良い。②リズム、テンポ設定も自由。拍子を変えても良い。③メロディーを(できる範囲で)変えても良い。という3つの条件のもと、グループ演奏に取組んでいます。今日は1年生1・2組の演奏発表を見学してきました。7つのグループの演奏を聞かせていただきましたが、楽器も演奏方法も多様で、各グループともとても個性的な「蛍の光」を聴かせてくれました。
 「蛍の光」の原曲はスコットランドの民謡の「オールド・サング・ライン」で、もともとは再会した旧友とお酒を飲みながら思い出話するといった内容だったそうですが、このメロディーが世界各国に伝わり、それぞれの地域で独自の歌詞をつけて現在も歌われています。日本では別れの歌として現在はよく使われていますが、国や地域によって歌詞も歌う場面も異なるようです。