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手作りのスコアボード

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 先週の入学者選抜学力検査の頃は、春を思わせるとても暖かい日が続いていましたが、昨日の合格発表を終えて、急に寒さがぶり返してきました。窓の外をふと見ると雪が舞っているではありませんか。今日は3月3日で五節句のうちの上巳(じょうし・じょうみ)で桃の節句とも呼ばれている日です。各地から雛祭りの催し物や地域の様子が届いていますが、とても春とは思えない寒い日となりました。
 さて、旧自彊会館の前に手作りの新しい野球用スコアボードが、そしてサッカー部の部室前にも手作りのサッカー用スコアボードが置かれています。実はこれらを作成したのは本校の門扉開閉員を務めていただいている松尾正さんです。松尾さんは本校に3年前から勤務しておられますが、今宮高校の大ファンで野球部、サッカー部だけでなく、ダンス部やいろいろなクラブの試合や発表会の応援に毎回駆けつけていただいています。その松尾さんがボランティアでこれらのスコアボードを作成してくださいました。本当にありがたいことです。春には新入部員を迎えて、両クラブともますます活動が活発になり、本校でもたくさんの練習試合が行われます。これらのスコアボードが大活躍することでしょう。生徒諸君は自分たちが様々な人に支えられているということしっかりと認識して、日々の学習やクラブ活動に感謝の気持ちをもって取組んで下さい。

合格者発表と説明会

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 本日午後2時、今年度の入学者選抜の合格者を発表いたしました。早くから掲示場所である体育館北側のアプローチにたくさんの志願者の方や保護者の方が集まられ、合格者発表の時をお待ちいただきました。定刻の午後2時に合格者の番号が記されたボードを掲示すると一斉にキャーという歓声があがりました。その後はボードの写メを撮ったり、友だちや家族と記念撮影をしたりといういつもながらの風景があちらこちらで見られました。
 2時半より合格者を多目的ホールに集めて、第1回目の合格者説明会を開催。春休みの課題、入学式までの予定、入学後使用する名前(本名・通称名)についての話や芸術選択票の記入などほぼ1時間にわたり説明会を実施しました。全員しっかりとメモを取りながら聞いてくれてとても頼もしく思いました。23年度の入学生は今宮高校総合学科16期生、今高66期生、そして今中から数えると106期生となります。きっと23年度入学生も素晴らしい伝統を受け継ぎ、その上に新しい伝統を築いてくれるものと期待します。
 合格者の皆さん。本当に合格おめでとうございます。

最後の授業の日です。

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 明日から学年末考査が始まるので、今日が今年度最後の授業の日です。「発達と保育」の授業ではそれぞれがフェルトで作成した絵本の発表を行っていました。対象年齢、狙い、工夫した点、苦労した点などを発表した後、読み聞かせの実演です。他の生徒が子ども役でいろいろやり取りをしながら進めていました。どの絵本も子どもたちが喜びそうなユニークなアイデアで一杯の可愛らしい絵本に仕上がっていました。素材のフェルトは百円均一ショップで購入したものだそうですが、すべての絵本が世界に一冊しかない貴重で素晴らしいものになっています。授業の後はいつものように玄関の展示コーナーに飾ってお披露目です。機会がおありでしたら是非ご覧ください。ほのぼのした気持ちにしてくれますよ。
 さて明日からいよいよ学年末考査です。1年間の学習の集大成となりますので、全力で取組んでください。

暖かい雨、久しぶりの登校。

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 昨夜から暖かい雨が降っていましたが、午後遅くには日差しも出てきました。でも、気温は下がり、肌寒さを感じる夕方となりました。入学者選抜のために先週の水曜日から登校禁止となっていましたが、今日から学校が再開。もちろん、土曜日と日曜日も補講や自主勉強会でたくさんの生徒が学習していましたが、全員が登校するのはほぼ一週間ぶりです。とはいっても今日と明日の午後の授業が終われば、学年末考査(3月2日~8日)となるので、明日が今年度最後の授業となります。生徒たちは質問や課題の提出で学校中を元気に走り回り、教員も生徒に指示を出すために走り回っていました。まさに年度末のあわただしさです。2月も今日で終わり、明日から弥生3月が始まり、入学者選抜の合格発表は明後日3月2日(水)の午後2時です。今年度のまとめと新年度の準備が重なる日々が続きます。

卒業式シーズンです。

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 昨日、今日と本校では入学者選抜の面接や採点等が行われていますが、いくつかの府立高校では卒業式(卒業証書授与式)が挙行されています。残念ながら参列できませんでしたが、私の前任校も昨日が卒業式でした。ホームページにアップされている卒業式の様子をみると昨年まで毎日のように見ていた生徒たち、そしてベテランの教員とともに始めて3年間担任をもった3名の若い先生が、これも誇らしげに花束を持って笑顔を見せていました。生徒とともに若い先生も成長したことでしょう。そして気持ちも新たに、また次に入学してくる生徒たちと出会っていきます。
 本校の卒業式は府立高校としては最も遅い方で3月9日(水)に予定されています。階段の踊場には卒業シーズンらしい作品が展示され、玄関ロビーにも仲間への気持ちのこもった作品が展示されています。別れと出会いの季節となりました。

入学者選抜2日目(面接)も終了しました。

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 夜のうちに雨もあがってとても温かい日となりましたが、入学者選抜2日目の面接も終了しました。緊張の面持ちで面接会場に入場していった受検生たちも帰りには2日間の日程をすべて終了した解放感からかホッとしたような表情で帰っていきました。校内では教職員による採点等の選抜作業がスタートしました。検査中はもちろん緊張しますが、採点・集計も決してミスが許されない作業ですので、全員に高い緊張と集中を求められます。合格発表は3月2日(水)の午後2時からです。
 さて、一方で明日から国公立大学の二次試験が始まります。大学センター試験からほぼ1カ月。私立大学の一般入試もほぼ終了しました。いよいよ大学入試も後半戦に入ります。本校からも多くの生徒が国公立大学入試にチャレンジします。
 こうした時、「人事を尽くして天命を待つ」という言葉がよく使われます。広辞苑には「人間として出来るかぎりのことをして、その上は天命に任せて心を労しない」と解説してあります。人にできることは自分のベストを尽くすことしかありません。結果は自ずからその後についてきます。
 今宮高校を受検し、2日間にわたりベストを尽くした受検生の皆さん、本当にお疲れ様でした。
 そして、明日からの国公立大学二次試験に挑む今宮高校の生徒諸君。悔いが残らないようにベストを尽くして下さい。健闘を祈ります。

入学者選抜1日目終了。

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 入学者選抜の1日目が終了しました。朝早くから受検生は集合し、体育館で点呼、諸注意の後、各受検室へ。本校は総合学科ですので、学力検査科目は国語、数学、英語(リスニングも含む)、理科、社会と小論文。お昼休みをはさんで6科目と大変長丁場です。受検生たちもさぞ疲れたことだと思いますが、終了後校門付近で見送っていますと「さようなら」とみんな元気に挨拶をして帰っていきました。受検生の皆さん、長い一日でしたがお疲れ様でした。明日は2日目で面接です。今日の疲れは今日のうちに落として、気分も新たに明日をむかえて下さい。

明日から前期入学者選抜です。

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 明日の準備のために、今日は在校生も早々に下校し、入学者選抜の学力検査の会場となる教室もきちんと整備され、校内はいつもとは違った緊張感をもった雰囲気となっています。在校生の皆さんは自分が受検した時のことを覚えているでしょうか?中には緊張と不安で前夜はあまり眠れなかった人もいるかもしれません。でも大切な時に緊張したりプレッシャーを感じたりするのは当たり前です。むしろいい意味での緊張感やプレッシャーは闘志を奮い立たせ、集中力を高めてくれます。緊張やプレッシャーを過度に恐れる気持ちの方がマイナス要因となります。受検生は、朝からしっかりと前を向いて、胸を張って、自信をもって入学者選抜に挑んでください。持てる力を最大限に発揮されることを期待しています。

今週は前期入学者選抜です。

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 今年度は10校に文理学科が、摂津高校に体育科が新設、連携型中高一貫教育に係る入学者選抜がこれまでの能勢高校に加えて新たに柏原東高校で実施され、教育センター附属研究高校も開校します。また、これまで前期入学者選抜であった普通科総合選択制の高校20校が後期入学者選抜に変わりました。加えて私立高校の授業料も実質無償化となり、大阪の高校入試の地図が大きく変わった年であります。
 そうした中で本校も今週はいよいよ入学者選抜です。23日(水)は学力検査と小論文、24日(木)は面接となります。合格発表は3月2日(水)の午後2時。今年の本校への応募者数は338名(募集人員240名)で競争率は1.41倍、たくさんの受験生が本校の入学を希望し、応募してくれています。明後日からの入試に備えて、持てる力を存分に発揮できるように心と体の準備をしてください。幸い今週は天候にも恵まれそうな予報です。(写真は昨年度の合格発表の様子です。)

1年生「今高生の主張」学年大会

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 「わたしの兄は知的障がい者です。」1年生の「産業社会と人間」で取組まれてきた「今高生の主張」の学年大会は、いきなり自分の兄の障がいとこれまでの家族の生活についてのスピーチで始まりました。各クラスでの発表から選ばれた12名の代表者による発表会です。一人ひとりが自分の思いを込めた本音のスピーチがこの後も続きました。仲間のこと、将来の夢、命の大切さなど自分たちが感じたり、迷ったり、悩んだりしていることを真正面から学年全体にぶつけてくれた感じです。そして最後の発表は「地位や権力より過酷な日々と向かい合っている人の方が強いと思います」という言葉とともに世界へ貢献したいという壮大な目標を語ってくれました。それぞれの発表が一生懸命考えて、毎日を生きている生徒たちの健気さと素直な世界観で満たされており、聴いていてとても感動的でした。
 1年間の「産業社会と人間」の総まとめである「今高生の主張」は着実に一人ひとりの志を高めるとともに、本音で繋がって行こうとする学年の仲間意識を形成していると感じました。次年度から1年生の「産業社会と人間」と2年生の「自己探求」(総合的な的な学習の時間)、3年生の「課題研究」を今宮高校の「志学」として構築していきたいと考えています。そして高い志と暖かな心をもって、社会に貢献してくれる生徒を育てていきたいと思います。代表生徒の皆さん、今日は素晴らしい発表と感動をありがとうございした。