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第6ブロック高校美術・工芸展

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 天王寺のQ's MALLの南側にある阿倍野ベルタの3F、阿倍野市民学習センターで開催されている「2013年度第6ブロック高校美術・工芸展」です。阿倍野高校、今宮高校、港南造形高校、咲洲高校、住吉高校、天王寺高校、西成高校、阪南高校、桃谷高校の府立9校と大阪教育大学付属天王寺校舎と清明学院高校が参加しています。各校の美術部の作品だけではなく、授業で製作された作品も数多く展示されており、とてもおもしろいです。
 今宮高校からは水彩・イラスト画、油絵、飛び出す絵本のような立体デザイン、以前にも紹介しました創作した魚の彫像、木彫スプーン、生成りの生地に版画したバッグ等を出品しています。
 他校の作品も籠かばん、ろうけつ染め、版画、茶碗などさまざまで、会場はとても多彩です。
 明日の午後3時までということです。三連休の最終日ですが、お時間がおありでしたら、是非高校生達の作品を鑑賞してあげて下さい。

3連休は勉強から

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 今日から三連休です。いつもなら土曜日のグランドにはクラブの生徒でいっぱいですが、誰もいません。三連休の初日の今日は1,2年生は校内で模擬テストです。午前に国語と英語、午後から数学の三教科を全員が受験します。2年生にとっては次年度の受験にむけて自らの課題をしっかりと把握するいい機会となりますし、1年生は初めての模試ですので、大学受験の問題とはどういったものかを知るいいスタートになると思います。
 あくまでもこの時期での模試ですから、結果について良い、悪いや他者との比較で一喜一憂する必要はありません。それよりも自分の現在の力を知り、今後何をなすべきかをしっかりと考える資料にしてほしいと思います。
 3年生は今日と明日の二日間は集中学習会です。受験生にとっては三連休はしっかりと自らの課題と向き合って学習する絶好のチャンスです。8:30から17:30までの長丁場ですが、受験までの時間は限られていますので、残された時間を大切にして下さい。70名近くの生徒が参加してくれているので、一人ひとりがゆったりとしたスペースで学習できるように、教室だけでなく会議室や特別教室も使っています。各部屋をのぞいてみましたが、とてもいい緊張感で学習が行われていました。皆さん、頑張って下さい。

今日の釧路は寒かったです。

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 第18回全国高等学校総合学科教育研究大会(北海道大会)の2日目は分科会です。『「産業社会と人間」の指導について』『教育課程編成および展開上の課題について』『進路指導の在り方について』『「総合的な学習の時間」の指導について』『総合学科の諸課題について』の5分科会に分かれて北海道から九州までの全国10校からの報告があり、熱心に討議がされました。参加者は少しでも自分が勤務する学校の取組みの参考にし、活かしていこうとする意欲から、分科会終了後も発表者を追いかけて質問や議論をしていました。とても活気のある2日間の大会だったと思います。しっかりとした準備をしてくださった北海道の総合学科の教職員や生徒の皆さんに深く感謝です。
 大会を終えて帰路に着きましたが、釧路はとても落ち着いた雰囲気で、歴史を感じさせる街です。と同時に、交番にロシア語で表示されているのを見ると、本当に北の果てという印象も持ちます。今日はとても寒く、気温が10℃を上回ることはなかったです。これから厳しい冬が来るのですね。

全国高等学校総合学科教育研究大会1日目

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 第18回全国高等学校総合学科教育研究大会(北海道大会)の1日目です。まず、午前中に釧路明輝高校の公開授業に参加しましまた。釧路明輝高校は地元の3つの高校が再編され、総合学科として開講して平成19年に開校した新しい高校です。校舎も新しくとても綺麗な学校です。公開授業ではキャリア教育として取り組まれている1年生「産業社会と人間」、2・3年生の「総合的な学習の時間」を見学させていただきました。どの学年、どのクラスでも生徒の皆さんがイキイキと発表している姿がとても印象的でした。また、釧路明輝高校では特色ある授業として「アイヌ学」を北海道で唯一、1年間を通して開講している学校で、今回はその授業を体育館で実施してくださいました。
 午後からの全体会では北海道内16校を代表して4校の生徒がそれぞれの課題研究について発表してくれました。「類似する音楽とその要因」「農業と福祉のスペシャリストをめざして」「創作へのアプローチ(書道)」「むかし懐かし水辺の生きもの再生プロジェクト~ニホンザリガニ保護区における提案から実践への挑戦~」といテーマでしたが、どれも素晴らしい課題研究の発表でした。
 全体講演では㈱植松電機専務取締役の植松努さんより「思うは招く~夢があればなんでもできる~」というテーマでお話くださいました。とても感動的で元気になる内容で、植松氏の著書である「NASAより宇宙に近い町工場」を是非読んでみたいと思います。大会の1日目を通じて、とても楽しく元気をいただいた一日目でした。

釧路に来ました。

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 明日から2日間にわたり開催される第18回全国高等学校総合学科教育研究大会(北海道大会)に参加するために、釧路に来ています。道東に来るのは6月のスクーリング以来ですが、夏の頃とはまったく違った雰囲気です。木々もすっかり色づき、道を歩いている釧路の高校生たちはコートをしっかりと着ていて、大阪よりも確実に1ヶ月以上季節が早く進んでいる感じです。
 北海道には16校の総合学科がありますが、北海道はとても広く、地域によって文化もかなり違うので、各校の取組みや課題の特色もとても幅広いそうです。
 明日の午前中は北海道釧路明輝高等学校で公開授業を見学、午後からは釧路市内の会場で全体会です。北海道の取組みだけでなく、全国各地からの報告も聞くことができるのでとても楽しみです。しっかりと本校でも活用できる実践やこれからの取組みのヒントをもらって帰りたいと思います。

1年生世界史の夏休みの課題

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 1年生のHR教室が並ぶ4階のセミナー室の前に世界史Aの夏休みの課題として生徒が作成した研究レポートが貼り出されています。ここれは夏休みに各々が世界史Aで興味のあるテーマを研究し、B4用紙1枚にまとめたもので、提出されたものから各クラス5人が優秀作品として展示されています。この中からベスト3を選ぶということで、私も投票させていただきました。
 いずれの作品も単に調べて担当教員に提出したレポートではなく、壁新聞のようにしっかりと第3者に伝えるというコンセプトでレポートが作成されています。限られた紙面の中での構成を考え、絵や写真を使って少しでも分かりやすく伝えようとする作成者の工夫が見えます。自分だけが分かるようにまとめるのではなく、このように他者に伝えることをゴールとして調べ学習をすることで、テーマの中でどのポイントが大切か、どの内容を伝えるべきかを考えなければならないので、調べるポイントが明確になる上に、学び自体も深くなるとともいます。どの作品も優劣つけ難い出来栄えとなっています。来月のオープンスクールでは1階の玄関ロビーに展示する予定ですので、是非ご覧ください。

「World Studeis」の授業

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 今日は6,7時間目に選択科目「World Studeis」の授業で、ゲストスピーカとして「カンボジアと世界の地雷問題」についてお話しさせていただきました。生徒の皆さんの前で授業形式でお話しするのは久しぶりなので、少し緊張しました。それでも授業をしていいるとついつい気持ちが入ってしまい、気がつくとあっと言う間の2時間でした。(生徒の皆さんにとっては長い2時間だったかも知れませんが・・・)しかし、終わってみるとかなり喉が疲れたようで、しゃべるというのはすごいエネルギーを必要とする行為だとつくづく思いました。
 カンボジアをはじめとして戦争や紛争中の国や地域、かつて戦争や紛争のあった国や地域にはいまでも数え切れないほどの地雷が埋められ、不発弾も放置されています。そして、毎年多くの人の尊い命が奪われ、多くの人が手や足をなくす大けがをしています。とりわけ、女性や子どもが犠牲者となることが多いという悲しく悲惨な実態にあります。
 今日は現地で使用されている教育用の地雷や不発弾の模型と啓発ポスターも使って説明しましたが、生徒の皆さんはとても熱心に聞いてくれました。地雷や不発弾の問題を解決するために、自分たちがどうすればいいかはすぐには分りませんが、まずはこうした世界の現実を知ることが第一歩です。是非、これからも地雷や不発弾の問題にも関心を寄せて欲しいと思います。

大阪マラソンの応援

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 秋晴れの下、今年で3回目となる大阪マラソンが開催されました。今年も「第3回大阪マラソン沿道応援イベント”ランナー盛り上げ隊”」の一チームとして、大阪市役所前の特設ステージから福夢寿女さんと本校ダンス部がよさこいで応援です。今年もしっかりと福夢寿女さんは華麗に、ダンス部は元気いっぱいにランナーを盛り上げてくれていました。
 大阪市役所前は張dスタートから14KMの地点です。まずは招待選手がものすごいスピードで走り去っていきました。そしてしばらくすると一般参加の人たちが続々と走ってきます。目立つようにと独特のコスチュームに身を包んで走っておられる方も多く、とてもカラフルで沿道から応援していても退屈しませんでした。でも、かぶりものや重たい衣装の人たちは最後まで大丈夫だったのでしょうか?

ちん電でのんびり

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 第43回大阪府人権教育研究堺・泉北大会の分科会に参加してきました。この研究大会は主に小中学校での人権教育の実践を交流・研究するもので、毎年1回開催されています。私は「青年からのメッセージ」『すきやねん うちのまち』という3人の青年がそれぞれの思いや経験、そしてこれからの夢などを語り合うパネルディスカッションに参加させていただきました。偏見や差別などについて熱く語ってくれる青年の姿に元気をもらうことができるとともに、人と人が心でつながっていくことの大切さを改めて勉強させていただきました。
 終了後は少し時間があったので、分科会が開催された堺市から「ちん電」に乗って天王寺まで帰ってきました。通称「ちん電」こと阪堺電車(阪堺電気軌道)は天王寺駅前と浜寺駅前を結ぶ上町線と恵比寿町と浜寺駅前を結ぶ阪堺線の二つの路線があります。どちらも大阪市南部をゆっくりと走る路線です。専用軌道になったり、路面電車になったりしながら、短い駅間隔をゆっくりとゴトゴトと走る庶民の足です。時間はかかりますが、とても趣があり、乗り降りされる方々の様子を見るのもとても楽しいです。

近畿地区高等学校総合学科教育研究大会に参加しました。

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 台風27号の影響で今日は雨模様の一日でした。1,2年生は秋の遠足日で心配しましたが、ホームページの「NOW」に各地から遠足の楽しそうな様子がアップされてくるのを見て、安心しました。
 私は朝から第15回近畿地区高等学校総合学科教育研究大会(和歌山大会)に参加してきました。会場は有田川町にある「きびどーむ」です。黒川紀章さんデザインの建物でとても斬新でおしゃれな建造物でした。
 和歌山県には4校の総合学科高校がありますが、今日はそれぞれの生徒が各校の活動をわかりやすく紹介するとともに、会場の外ではポスターセッション形式で詳しく解説してくれました。各校とも意欲的な活動をおられますが、特に地域と密着した取り組みの素晴らしさに感動しました。加えて、有田中央高校の「学びを通じて夢や希望を抱かせる総合学科教育システム」と題した教員発表は生徒の意欲と力を引き出す総合学科教育の可能性を示す、とても緻密で丁寧な取り組みで、大変参考になりました。また、記念講演では「キャリア教育のトップランナーとして総合学科に期待すること」と題して前の国立教育政策研究所総括研究官で、現在筑波大学教授の藤田晃之さんが、今年で設置20年目を迎える総合学科高校の原点とその成果、そしてこれからの使命についてお話下さいました。単に進学させる、就職させるだけでなく、生涯にわたって職業等を通じて社会に貢献し、学ぶ態度を育成する基礎を高校時代に醸成するという総合学科のスクールミッションを参加者全員で確認するとても有意義な研究大会となりました。
 今年度の大会を開催してくださいました和歌山県の総合学科高校の皆さんに心から感謝申し上げます。