自彊会の皆様にご報告とお礼を申し上げます。
今年の5月に無言館を訪れた時に、アリス出版社長の小林佑様(今高14期)にお会いし、その際に小林様よりご自身が今高時代に大変お世話になった担任の有本武夫先生のご消息を知りたいというご依頼を受けました。和歌山市にご在住だったというだけで、なかなか私の力だけでは有本先生のご消息がわからず、誠に恐縮ではございましたが、今年度の自彊会会報の私の挨拶文に追記として自彊会会員の皆様に情報のご提供をお願いいたしました。すると、何件もの情報が事務局に寄せられるなか、小林様より二冊の本とお手紙が届きました。お手紙には、小林様のところにも高校4期生の方より有本先生のご消息の情報が入り、有本先生は1997年に他界されていること、そして先生の菩提寺と墓所がわかったという嬉しいご報告がありました。級友にも連絡し、みんな喜んでおり、秋にも墓参り会を企画されるようです。
私が自彊会会報にお願を書いただけで、すぐにたくさんの情報が寄せられるという今宮同窓生の方々のつながりの深さと暖かさに触れさせていただきました。そして、私も小林様とのお約束を果たせて本当に嬉しかったです。たくさんの情報を寄せていただきました自彊会会員の皆様に深く感謝申し上げます。また、貴重な本を学校にお送りいただきました小林様に心よりお礼申し上げます。