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高校生のための能楽鑑賞会

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 本日8月6日は広島への原爆投下から68年目を迎えました。広島市長は平和式典で核兵器を「非人道的兵器の極みであり『絶対悪』」と述べられました。本当にそうだと思います。改めて、原爆死没者に哀悼の意を表すとともに核兵器の廃絶と恒久の平和が実現することを祈りたいと思います。
 さて、今日は午後から大阪市北区中崎町にある大阪能楽会館で「高校生のための能楽鑑賞会」が開催され、本校からも生徒、教員、そして保護者の方々が能楽を楽しみました。この鑑賞会は公益社団法人能楽協会大阪支部が主催し、一般財団法人寺山財団が協賛して開催していただいたもので、今回で2回目となるそうです。本日のプログラムは狂言「附子」と能「黒塚」でした。そしてナビゲーターとして能楽師の辰巳満次郎さんが、丁寧かつユーモラスに能楽についての解説をしてくださり、とてもわかりやすく、また興味深いものでした。
 狂言、能楽とも静かなイメージがありましたが、実際には迫力満点で圧倒されます。また、日本文化の奥の深さがひしひしと伝わってくる素晴らしい舞台でした。
 本校では今年から能楽同好会が発足し、次年度からは選択科目「古典芸能(能と舞)」を開講します。1人でも多くの高校生が能楽の素晴らしさに触れていただければと思います。