猛暑が続いていますが、本日2学期をスタートしました。
今日は朝から生徒の皆さんが標準服で元気に登校し、体育館で始業式を行いました。さすがに700名以上が体育館に集まるとすごい熱気で、汗を流しながらの始業式となりましたが、私や生徒指導主任、教務主任、生徒自治会(自治会長、後夜祭実行委員長、エコ隊)の話、そして各クラブの表彰までの約50分間、しっかりと集中してくれました。
2学期は、3年生は入試本番を間近に迎え、2年生は学校の中心としてクラブや行事の中心を担い、1年生は高校での学習が本格的に難しくなってくる時期です。なかなか思うように進まなかったり、成果がすぐに出なかったりするでしょうが、決して焦ったり、自分を追い込みすぎたりしないように、野球解説者の野村克也さんの『負け方の極意』や江戸末期の歌人・橘曙覧の『独楽吟』という歌集の和歌を紹介しました。やるべきことはしっかりとやらなければならないが、負けることや失敗することを恐れずに、また心のどこかに少しでも余裕を持って、2学期も学習にクラブに、そして今高祭をはじめとする行事に励んで欲しいとお話しさせていただきました。
夏から秋、そして冬へと季節が移ろっていく季節です。些細なことにも喜びや楽しみを見つける感性を持って、毎日を送りたいものです。
「たのしみは朝起きいでて昨日まで無(なか)りし花の咲けるを見る時」(橘曙覧『独楽吟』より)