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軽音エレキ部も頑張りました。

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 今日は午後から軽音エレキ部が出場する「第33回高校・中学校 軽音楽系クラブコンテスト We are Sneaker Ages」の応援に大阪ビジネスパークにある松下IMPホールに行ってきました。この大会では1、「自分のがんばる事」に、音楽を選んだ若者たちが、この大会を通じて多くのエチケット、ルール、マナー等を学ぶこと。2、バンド単位で運営されがちな軽音楽系クラブが、クラブ単位として全力投球で参加することで、信頼、友情、感動を手にし、照れる事なく感謝の言葉を言える事。3、この大会にクラブ員として参加する事により、「今迄よりもっとがんばれる自分自身」に出会える事。以上の三つが大会趣旨に掲げられており、高校のクラブ活動ということを強く意識した大会となっています。
 会場の松下IMPホールの前は高校生やその保護者の方々が長蛇の列で13:30の開場を待っておられて大混雑でした。会場内に入ると高校生たちの熱気ですでに盛り上がっており、今日出場する各高校のメンバーが登場すると応援の大歓声に包まれていました。
 各バンドは規定曲と自由曲の二曲が演奏できます。どのバンドも日頃の練習の成果をいかんなく発揮し、素晴らしい演奏が続きました。また、応援のパフォーマンスもベストサポーター賞として表彰の対象となっており、各校が工夫を凝らした応援を展開してくれました。今宮高校の軽音エレキ部の部員たちも演奏と応援に心を合わせて頑張ってくれていました。演奏後のインタビューにもしっかりと答えてくれていました。予選会の結果は4日目の第3位で19日の準決勝に進出し、12月に開催されるグランプリ大会の出場権を目指します。また、昨年度に続いて応援団に送られるベストサポーター賞も受賞しました。軽音エレキ部の皆さん、19日も頑張ってください。
 

水平社博物館の見学

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 被差別部落の地位向上と人間の尊厳の確立を目的として、全国水平社が1922年に岡崎公会堂で結成されて今年で90年を迎えました。90周年を記念してさまざまな行事が各地で開催されていますが、私も大阪府立人権教育研究会が呼びかけた全国水平社発祥の地を訪問する特別企画に参加してきました。
 水平社博物館は奈良県御所市にあり、そこはかつて全国水平社の結成に尽力し、日本最初の人権宣言といわれる「水平社宣言」を起草した西光万吉をはじめとする若者が暮らしていた地域です。今は改良事業が進み、かつての面影はありませんが、西光万吉の生家である西光寺を中心にたくさんの史跡が残されています。今年で開館26年目を迎えている水平社博物館には数々の貴重な資料が残されており、差別のない社会の建設をめざした人々の熱い思いに触れることができます。
 大阪人権博物館(リバティ大阪)とともに私たちが身近に人権問題を学習できる格好の場だと思いますので、機会があれば是非一度訪れてみてください。

屋久島の小杉谷集落

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 縄文杉をめざしてトロッコ軌道を登っていく途中に小杉谷集落跡があります。小杉谷とは下屋久営林署小杉谷製品事業所の別名のことで、1923年(大正12年)に開設された原生林伐採の前線基地でした。標高は640メートル、年平均気温15度、最低気温零下6度、年間降水量7000ミリという厳しい自然の中、最盛期だった昭和35年当時は、133世帯540人が小杉谷で暮らしており、小学校・中学校各一校、公衆浴場一軒、商店四軒、理髪店一軒があったそうです。小・中学校の生徒数は最大147名にも上ったということです。
 屋久杉伐採の歴史は古く、1590年に豊臣秀吉が京都の方広寺大仏建立の際、島津家、種子島家が杉、檜などの巨木を用材として送り出しています。江戸時代に入り島津藩は1642年屋久島に代官を置き本格的な伐採事業を始めました。島津藩の伐採事業はおよそ200年間続きました。
 そして長い歴史を経て、需要量を満たしたことや自然保護運動の高まりの中で1970年(昭和45年)小杉谷は閉山し、小・中学校は閉校しました。今はその跡地だけが残っていますが、よくこんな山奥で多くの人が暮らしていたものだと感心します。ここで暮らしていた人々や小中学校に通っていた子どもたちの息吹が聞こえてきそうです。
 樹齢が1000年を超えないと屋久杉とは言わないそうです。人々が暮らした約50年は屋久杉にとってはほんの一瞬かもしれません。今は深い森の静寂と緑がそうした人々の営みを包みこんでいます。

縄文杉に会ってきました。

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 早朝4時に宿を発って、車とバスを乗り継いで縄文杉への登山口へ。そこで朝食のおにぎりを食べて6時にいよいよ縄文杉へと出発です。最初はかつて杉の切り出しに使っていたトロッコ列車の線路を登っていきます。そして線路が終わるといよいよ険しい道となりました。そして、出発から深山幽谷、もののけの森をひたす登り続けること6時間。お昼ごろにようやく念願の縄文杉と出会うことができました。
 その悠久の時間を越えてきた雄大な姿に感激すると共に湧き上がるパワーをもらいました。パワーといって静かで包み込むようなやさしさです。途方なく大きな自然とその前にあるちっぽけな自分。目先的ではなく、もっとゆったりと大きな視点で物事を考えて生きたいと思いました。縄文杉にもらったパワーを学校に持って帰ります。

屋久島より

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 今日は長崎の原爆の日です。心から犠牲になられた方々のご冥福をお祈りしますと共に、平和の大切さを心に刻みたいと存じます。
 さて、私は夏休みをいただいて鹿児島県の屋久島に来ています。数年前にも来ていますので、私にとっては二度目の訪問となります。実は前回縄文杉まで行けなかったので、この間何とか縄文杉まで行きたいと考えていましたが、今回思いきって屋久島を再訪することにしました。明日は夜明け前には宿を発って縄文杉に会ってこようと思っています。少し天候が心配ですが雨も屋久島ならではの気候です。とても楽しみにしています。

3年生第1回集中学習会と高校美術・工芸展

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 今日から3日間、3年生の第1回集中学習会が始まりました。今年は耐震化工事のために会場を学校のすぐ近くにあるアルフィック大阪(大阪皮革産業会館)をお借りしての実施です。50名を超える参加者が朝から会場に集まり、PTAの皆さんからの差し入れのお茶を一本づつもって9時10分から勉強開始です。時程は午前中は80分2コマ、午後は80分2コマと50分1コマです。各自が学習計画に沿って自学自習します。大学入試センター試験まで後5カ月、私立大学の一般入試も同じ頃から始まります。とにかく今は余計なことは考えず、自分に甘えることなく、目標に向かってがむしゃらにやるしかありません。決して悔いが残らないように限られた時間を集中して大切に使って下さい。
 また、天王寺公園内ある大阪市立美術館で昨日から開催されている「第64回大阪府高等学校美術・工芸展に行って来ました。本校生徒の作品はもちろんのこと、他校の生徒の作品にも毎年のことですがその素晴らしさにびっくりします。展覧会場も高校生や一般の方で一杯です。じっくりと作品を見て回っていますと高校生たちの感性と技量に感動し、ついつい時間を忘れてしまいます。暑い夏の毎日ですが、12日の日曜日まで開催されていますので、是非会場を訪れてください。作品を見て、その後食事をしたりお茶をして素晴らしい作品の余韻に浸るととても豊かな時間をすごすことが出来ますよ。

軽音フォーク部が合宿中です。

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 今日は暦の上では二十四節気の13番目、立秋です。初めて秋の気配が現れてくるという日ですが、皆さんは秋の気配を感じましたか?私は大阪では感じられませんでしたが、軽音フォーク部が合宿している奈良県御杖村にある三季館にいってみると、そこにはヒグラシのもの寂しげな声が迫ってくる山々からも聞こえ、吹き抜ける山の風に秋を感じることが出来ました。御杖村は天照大神をお祀りする場所を求めて旅していた倭姫命が、候補地の一つとして杖を置いたとの伝承が残る村で、伊勢街道沿いにある山間の村です。
 三季館という施設はもともとは小学校ですが、宿泊施設として改修して合宿等に利用できる公共の施設です。館内は昔の小学校の趣を残しており、体育館もありますが、すっかりおしゃれな雰囲気になっています。私が到着した時はちょうど夕食の時間で部員達はとてもにぎやかで楽しそうでした。顧問の岡崎先生に尋ねると、部員達は館内の思い思いの場所で練習し、中には前を流れる綺麗な川原でギターを引いている生徒もいるとのことでした。澄み切った空気とせせらぎのもとで音楽を奏でる生徒たちの姿が浮かんできます。とても贅沢な空間ですね。
 大阪と違って夜はかなり冷え込むと思いますので、風邪をひかあいようにして下さいね。文化祭を楽しみにしています。

67回目の原爆の日です。

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 今日、8月6日は67回目の広島原爆の日です。新聞ではオリンピックの記事が紙面を賑やかしていて、トップで原爆の日が紹介されていません。もちろん4年に一度のオリンピックも大切ですが、その平和の祭典を考える上でも、今日は絶対に忘れてはいけない日ではないでしょうか。改めて、原爆死没者に哀悼の意を表すとともに恒久の平和が実現することを祈りたいと思います。
 さて、今日は学校に嬉しいお客様が来られました。2年前にアメリカのワシントン州にある姉妹校キャミアック高校から本校に交流のために来られて、本校生徒の家にホームステイしたマーガレット・キンさんです。この間もホストファミリーとずっと連絡を取り合っており、今回は妹のアニーさんを連れて来日し、2年前のホームステイ先からあちらこちらを観光しています。今日は懐かしい今宮高校を訪問してくれました。文化祭の準備等で登校している3年生の中には彼女をことを覚えている生徒もおり、再会を心から驚き、喜んでいました。一時だけではなく、いつまでも交流が継続され友情が育まれていることがとても嬉しかったです。
 また、明日から第64回高学展(大阪府高等学校美術・工芸展)が天王寺公園にある大阪市立美術館で開催されます。本校の美術部も今日作品を搬入しました。私も会期中に時間を見つけて観にいきたいと思っています。

舞鶴に行って来ました。

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 自衛隊の大阪地方本部との「防衛交流会」は今年で6回目になるますが、今年は海上自衛隊の舞鶴地方隊の見学に行って来ました。舞鶴は、明治34年(1901年)に鎮守府が設置された後、50年にわたり日本海に臨む唯一の軍港として変遷を重ねてきた町です。初代の司令長官は日露戦争における日本海海戦で有名な東郷平八郎氏です。現在は舞鶴地方隊が設置されており、秋田県から島根県までのとても長い日本海側を警備担当地域としています。
 多くの輸出入が海上輸送によって行われているわが国の海上での安全をいかに確保するかは日本経済の根幹にも関わる大切な課題であり、海上自衛隊の一番の任務であることなどのお話を伺った後、ミサイル艇や東日本大震災などの救援活動でも活躍したヘリコプターの見学などをさせていただきました。また、今年から民間人校長として狭山高校に赴任されておられる元海上自衛官の竹本三保先生から自衛隊での勤務や組織について詳しく解説していただきました。グローバルな視点から国防や世界の平和について考えていかなければならないと大変勉強になる交流会でした。。

書道練成会が開催されました。

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 昨日、恒例の書道部の練成会が本校多目的ホールで開催されました。府立学校25校から80名近い書道ボーイ、書道ガールが集まって練成会です。墨の香りと熱気がたちこめる多目的ホールのフロアーいっぱいに繰り広げられた練成会はまさに圧巻です。その中に混じって本校書画部も一生懸命作品の製作に取り組んでいました。
たくさんの生徒たちが一斉に真剣な表情で筆を揮う姿はとても清清しく、外の暑さを忘れさせてくれます。その清清しさが多目的ホールに広がり、練成会ならではの雰囲気のなかですばらしい作品が次々と生み出されていました。
一方、昨日から天文地球部は松本先生と共に明日土曜日の教養講座『天体観測教室~今、太陽が面白い~』の準備と予備実験です。太陽光を集めて炊き込みご飯を炊いていました。約30分ほどで炊けるそうです。今年は金環日食や金星の太陽面通過など太陽に関する天体ショーが連続し、天文地球部も大活躍です。今回もたくさんの小学生や中学生が教養講座に申し込んでくれました。また、小学生対象のダンス教室も開催されました。暑い夏の今宮高校には芸術好き、理科好き、ダンス好きなどたくさんの個性が集まってきてくれています。