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880万人訓練が実施されました。

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 南海トラフ巨大地震を想定した「大阪880万人訓練」が大阪府内全域で実施されました。私の携帯も午前11時きっかりにメールを着信しました。「備えあれば憂いなし」で、こうした日頃の訓練と意識づけがいざというときに大切だと思います。
 また、阪神大震災や東日本大震災で世界中を驚かせたのは何よりも日本に暮らす人々の秩序ある行動と助け合いの精神です。そしてこうした日本の姿は日常の清掃活動やさまざまな集団活動といっ日本の教育の成果だと諸外国から絶賛されています。その基本となるのは地域コミュニティの絆の強さであり、そのコミュニティの形成には地域の小学校や中学校が大きな役割を果たしてきたと思います。近所の同世代の仲間が同じ小学校や中学校で共に学び、共に遊んだ日々のつながりの積み重ねが、いざというときにお互いを思いやり助け合って困難を乗り越えていこうとする姿につながっていくのではないでしょうか?今日のような訓練とともに地域のつながりを大切にするコミュニティ作りもいざという時にはとても重要なことだと思います。

軽音エレキの感謝のライブ

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 今日のお昼休みはこの夏に開催された第33回高校・中学校軽音楽系クラブコンテスト「We Are Sneaker Ages」に出場した軽音エレキ部の代表バンドによる最後のライブがありました。夏のコンテストでは準決勝まで進み、ベストサポーター賞までいただきました。その感謝の気持ちを込めてのライブです。多目的ホールは集まった生徒の熱気ですごかったですが、その中で軽音エレキ部の代表バンドはしっかりとサポートしてくれた今宮高校の仲間たちにお礼の言葉を告げて、感謝の気持ちを込めてコンテストで演奏した2曲を披露してくれました。このバンドでの演奏はこれが最後ということですが、本当にお疲れ様でした。
 軽音エレキ部に限らず、すべてのクラブ員が保護者を始め顧問の先生や先輩方などたくさんの皆さんや今宮高校の仲間に支えられていることに感謝の気持ちを持って日頃の活動をしてくれていることがとても嬉しいです。

今日から7時間目までの授業です。

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 9月に入って初めての平日ということで、小中学校では今日が始業式というところが多いようです。本校も2学期は8月21日からスタートしていますが、8月中の短縮期間(午前中の授業)を終了し、今日から7時限目までの通常の時間割となりました。また、体育館の耐震化工事で営業を中止していた食堂も今日から営業開始です。まだまだ耐震化工事は続いていますが、徐々に日常の今宮高校に戻りつつあります。
 また、今日から授業見学をスタートしました。すべての教諭の授業を見学させていただき、授業力の向上につなげていきたいと思います。初日の今日は5,6,7限目に1年生の英語Rの授業を見学しました。1年生の英語Rは3人の教諭が担当しており、小テストや基本的な内容は共通ですが、それぞれの教え方に個性と工夫があります。午後で疲れが出る時間帯ですが、生徒たちも一生懸命に授業に取組んでいました。もちろん、教員も集中を切らさないために、さまざまなアクティビティを取り入れたりの工夫が随所に見られました。
 これからたくさんの授業を見学させていただきますが、教員の様子はもちろん、生徒の皆さんの授業中の活き活きとした姿を見るのがとても楽しみです。

住吉区合同高校説明会への参加

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 住吉区内の中学校のPT協議会主催による高校説明会が住吉区民センターで開催されました。公立高校43校、私立高校25校が参加し、本校も大ホールで行われた10:00から16:00の個別相談にブースをいただく共に、15:25からは小ホールでの15分間のプレゼンテーションを行ないました。住吉区は電車でも自転車でも本校に通いやすい地域で、区内にある8つの中学校から毎年は多くの生徒が入学してくれています。
 日曜日の朝から夕方までの長時間にわたる高校説明会でしたが、たくさんの中学生と保護者の皆さんが参加され大盛況の説明会でした。また、ずっとそのお世話をしておられる住吉区内の中学校PTA協議会の皆さんのパワーに感心するとともに、こうした説明会を開催していただいたことに感謝申し上げます。

9月になりました。

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 月が改まりました。9月というだけで涼しくなったような気がしますが、実際はまだまだ厳しい残暑が続きそうです。
 さて、昨日は体育館の水銀灯の電球の交換方法と位置の確認も行い、今日から2階フロアーの使用が可能になりました。フロアー内の壁も塗りなおされ、綺麗な体育館となりました。体育の授業ではご不便をおかけしましたし、体育館使用のクラブの皆さんにもこの夏休みはお隣の木津中学や公共の体育館、他校との合同練習等とあちらこちらを転々としながらの活動で大変ご苦労をおかけしました。ご理解・ご協力に感謝します。旧自彊会館の工事と体育館周りの整備の終了は9月の中旬ごろになりますが、それまでもうしばらくはご不便をおかけします。
 9月は今高祭という1年で最大のイベントを下旬に控えています。少し学校中がその準備でお祭りムードになりますが、しっかりとけじめをつけて毎日の授業も大切にして下さい。
 また、9月以降は各地の学校説明会が土日を中心に毎週のように行われます。明日の日曜日も住吉区民センターで住吉区PTA協議会主催の高校合同説明会が開催され、午前10時から16時までブースでの個別相談と3時過ぎからは15分程度のプレゼンテーションも行わせていただきますので、よろしくお願いします。

アメリカからの留学生が来校しました。

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 9月から本校で1年間学習する留学生がロータリークラブの方々とホストファミリーの方とともに来校されました。名前はリンゼイ・アマンダ・ヤムリックさんで16歳の女子で、今月の25日にUSAのニューヨーク州から来られました。
 今日は制服や体操服、教材、授業の選択、身分証明書の発行など学校生活全般についての細部の打ち合わせです。簡単に校内見学も行い、各特別教室や図書室、そして下足ロッカーの位置などの確認をしました。今宮高校では1年5組に所属しますので、そのホームルーム教室にも行ってみました。ちょうど文化祭の準備でたくさんの生徒が残っておりましたので、お互いの自己紹介を交わし、早速クラスの一員のように馴染んでいました。若い人たちの受容力と適応力にはいつも驚かされます。
 しばらくは日本語の勉強もするそうですが、現在2年生にはオーストラリアからの留学生であるベンが在籍しています。彼は12月で1年の留学を終えますが、それまでの4か月の間に今宮高校や日本のことについていろいろアドバイスをもらい、充実した留学生活を送って下さい。
 今宮高校の皆さんもよろしくお願いします。

3年地理Aのゲストスピーカー。

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 今日の2時限目の3年生地理Aの授業でゲストスピーカーを務めました。テーマは「インド」で昨年の教養講座で行った内容をベースに気候や産業といった内容を加えてお話しさせていただきました。一昨年の地理A以来の久しぶりの授業でかなり緊張もしましたが、なんとか伝えたいことは伝えられたと思います。
 インドは予想では2021年には中国を抜いて世界でもっとも人口の多い国となります。また、BRICS(ブラジル、ロシア、インド、中国)の一国として世界経済で今後ますます重要な位置を占める国となります。一方で貧困やカースト制度といった古い因習などの人権問題も数多く内包している国でもあります。これからは日本とのつながりもますます深まり、人と人の往来も多くなっていくでしょう。
 また、この春には1年生が今宮志学として本校総合学科11期生で大阪大学外国語学部でヒンディー語を学び、来春から日本JICAに勤務される予定の高田周作さんの講演を聞いています。今宮高校の生徒の皆さんも是非インドやそこでクラス人々のことに興味を持ってほしいと思います。

Tシャツの作成中。

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 今日は蒸し暑い一日でした。阪和線で早朝に発生した人身事故でダイヤが大幅に乱れたため、延着証明を持ってたくさんの生徒が登校しました。
 さて、学校では今高祭の準備を頑張っています。早朝の体育大会応援の練習から放課後まで生徒の皆さんは大忙しです。今日も放課後は美術教室で体育祭で着用する各クラスのTシャツの制作が行われていました。各クラスが工夫を凝らしたデザインのTシャツを手作りでプリントしています。もちろんこれも審査(Tシャツコンテスト)の対象ですが、ユニークな作品がほとんどで優劣がつけがたく毎年審査では困っています。
 製作の過程を見ているとさすが3年生は上手で手際もよく作業がはかどっていますが、1年生はまだまだ不慣れといった感じです。今日も3クラスが作成し、明日の朝まで家庭科教室の前でインクの乾燥です。六つの団がそれぞれ色とりどりのTシャツでグラウンドを駆け回る体育祭がとても楽しみです。
 また、今日は美術部の皆さんが校長室のドアをノックしてくれました。とても嬉しいことに美術部で作ったクラブのTシャツをプレゼントしてくれました。さすが美術部というおしゃれで可愛いデザインです。大切にしたいと思います。美術の皆さん、本当にありがとうございます。

体育館の耐震化工事が進んでいます。

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 8月も最終週となりましたが、体育館の耐震化工事は順調に進んでいるようです。体育館内部の工事用の足場が撤去され、今日から清掃の作業に入っています。フロアーから天井を見ると補強の鉄骨は天井にしっかりと取り付けられていました。また、天井の照明がこれまでは蛍光灯でしたが、丸い水銀灯に替わっています。照度も大幅にアップするそうです。明るくなった体育館で授業やクラブに一生懸命取り組んで下さい。
 しかし、夏の盛りの工事は本当に大変だったと思います。体育館の周囲は防音シートで囲まれていますので風通しも悪く、連日50度近くなるような過酷な環境で作業が進められました。作業にあたられた方々には本当に頭が下がる思いです。まだまだ仕上げの作業が9月中頃まで続くそうですが、最後まで事故がないように工事が無事終了することを祈ります。(耐震化工事の進捗状況についてはまた報告させていただきます。)

弥生文化博物館と演劇部

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 本校では毎年夏に『考古学入門』という講座を開講していますが、そこから思わぬお話が舞い込んできました。今日、弥生文化博物館の副館長さんと大阪府文化財センターの調査部長さんがお見えになり、博物館の新しい取組みとして寸劇による新たな展示解説を行いたい、ついては本校の演劇部と連携を取って実施したいというお申し出でをいただきました。実は今年の『考古学入門』講座の受講生の中に演劇部員がおり、その彼と博物館の方とのお話でこの弥生人寸劇解説の連携の案が浮上してきたということです。もちろん、喜んでお受けし、早速演劇部員と最初の打ち合わせを行っていただきました。今高祭や中間テストが終了した後に具体的な台本作りや実施時期や回数や形態について話し合いを進め、来年3月末の大きなイベントを一つの目標として博学連携を行っていこうということです。また、講演会などのいろいろな考古学イベントでも寸劇での解説を考えておられるようです。
 演劇部員が竪穴式住居の中で弥生人に扮して当時の様子を解説する。考えただけでもとてもワクワクする取組みです。素晴らしい成果が上がることを期待します。