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UNESCO アジア・太平洋地域 高校生ESDフォーラム

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 堺市産業振興センターで開催された「UNESCOアジア・太平洋地域 高校生ESD(持続可能な開発のための教育)フォーラム」に本校生徒も参加しました。このフォーラムは来年開催される「ユネスコスクール世界大会」(岡山市)のプレ企画として開催されたもので、近隣国のユネスコスクールの高校生が「未来」を担うもの同士として異なる文化・価値などを越えて学びあい、全ての人にとっての未来を創る連帯感を育むことを意図しています。韓国・フィリピン・中国・インドネシア・ベトナム・ラオス・タイの7カ国の高校生が今回は参加してくれました。
 ユネスコスクールとは 1953年にASPnet(Associated Schools Project Network)として、ユネスコ憲章に示された理念を学校現場で実践するため、国際理解教育の実験的な試みを比較研究し、その調整をはかる共同体として発足したもので、そのグローバルなネットワークを活用し、世界中の学校と交流し、生徒間・教師間で情報や体験を分かち合い 、地球規模の諸問題に若者が対処できるような新しい教育内容や手法の開発、発展を目指しています。現在世界180カ国9000校が加盟し、日本では615校の幼・小・中・高校が加盟しています。大阪でも15の高校が加盟しており、今宮高校も文部科学省に現在加盟申請中です。
 今回のフォーラムにはオープニングイベントとして本校ダンス部が招待されるとともに、興味のある生徒が11月2日、3日、4日のフォーラムに参加しました。たくさんの国や地域の人と出会い、協力しあうことを通して、経済だけでなく環境や開発などの問題解決に向きあい、全ての人が幸福に暮らすことができる地球の未来を創造する担い手に育って欲しいと思います。