玄関ホールに2年生選択「地学」の授業で作成した「岩石薄片の偏光顕微鏡写真」と「岩石薄片」が展示されました。
解説には『岩石を知ることは地球科学の基本です。岩石を調べるためには、岩石を切って、厚さ0.02mmまで薄くすり減らした「薄片」を偏光顕微鏡で観察することが重要です。光を通すまで薄くして、「偏光板」というフィルターに通すと結晶である鉱物の特徴が分かり、岩石の生いたちや変化が分かります。2年の選択地学では4時間かけて薄片を作り、スケッチとともに自分の手で顕微鏡写真の撮影も行いました。薄片とともにもとの岩石も展示していますので自由に観察して下さい。』とあります。
2年生の地学を選択している生徒が一生懸命研磨して作った薄片の顕微鏡写真は、まるで美術作品のように幻想的で美しいものです。初めて見られた方はこれが岩石かとびっくりされると思います。私も自然の美しさと不思議さにとても驚かされましたし、一生懸命研磨した生徒の皆さんにも脱帽です。ご来校の際には、是非ご覧ください。