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今年の年末年始の映画

 昨日は「男はつらいよ」の名言を紹介しましたが、今日はこの年末年始に私が観に行こうと思っている映画を紹介します。あまり一般的でない映画もありますが、よろしかったらどうぞ。
 『ミッション・インポッシブル ゴースト・プロトコル』・・・皆さんご存知のトム・クルーズ主演のシリーズ第4作です。ハリウッドのエンターテイメント映画の主流ともいえるスパイアクションですが、私の世代にとっては「おはよう、フェルプス君」で始まるテレビシリーズの「スパイ大作戦」につながる思い入れがあります。特に導火線とテーマ曲は強烈な印象として残っています。(シネコンならどこでも上映中です。)
 『ミラノ 愛に生きる』・・・内容は単なるセレブの不倫話のようですが、ルキノ・ヴィスコンティにかつて魅せられた自分としては「巨匠ヴィスコンティを彷彿とさせる映像美」という宣伝のコピーに惹かれています。(梅田ガーデンシネマで上映中です。)
 『無言歌』・・・ワン・ビン(王兵)監督作品で1950年代後半から60年代にかけて起こった中国の「反右派闘争」を題材とした映画で、監督は「反右派闘争という現代中国の政治的な過去と、右派とされた人々の収容所における苦難を真正面から語った映画です。苦しみ傷ついた人々に尊厳をふたたび取り戻すために。」と語っています。すでに観た人からは「直視できないえぐい場面もあるよ」と言っていました。あまりむごい場面は観たくない自分ですがチャレンジしてみようと思います。(テアトル梅田で上映中です。)