3年生「化学Ⅱ」の授業では、最後の実験ということで「銀の小瓶づくり」を行っています。これは鏡が銀鏡反応という化学反応を利用してガラスの表面に銀メッキして作られることを応用したものです。硝酸銀水溶液、ブドウ糖、水酸化ナトリウム、アンモニア水を使って小さな小瓶の内側を銀鏡反応で銀色にメッキします。最後にペンキで内側から銀メッキをコーティングして出来上がりです。私も参加させてもらい、きれいな銀色の小瓶を作らせていただきました。生徒の皆さんも作った銀の小瓶を卒業記念?に持ち帰ります。みんなワイワイと楽しみながら化学反応を楽しんでいました。
受験真っ最中で学校の勉強よりも受験勉強の方が気になる生徒も多いと思いますが、3年生の皆さんにとっては今宮高校で授業を受ける時間もあと少しとなりました。こうして仲間と共に学習をする機会はほんの少ししかありません。残された1時間1時間の授業を大切に受けてほしいと思います。そして、今宮高校で学んだ日々を心にしっかりと刻んで卒業してほしいと思います。