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3学期始業式を行いました。

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 朝から冷たい雨が降る今日、第3学期始業式を体育館で行い、久しぶりに生徒の皆さんの元気な姿を見ることができました。表彰では書画部の4名の皆さんに表彰状を授与させていただきました。
 さて、今日は年頭の始業式ということで、プロゴルファーの故杉原輝雄さんの逸話をもとにお話しさせていただきました。杉原プロが若かった頃、トーナメントでグラハム・マーシュという選手と一緒にラウンドしたことがありましたが、二人とも調子が悪くほぼ予選落ちが決まった最終ホール。それでもグラハム・マーシュ選手は杉原選手や周囲のイライラも気にすることなく、最後まで慎重に時間をかけて芝目を読んで最後のパットを沈めたそうです。そしてグラハム・マーシュ選手は翌週のトーナメントでは見事にで優勝したそうです。その姿を見て杉原選手はどんな状況にあっても目の前にある一打一打を一生懸命に打たなければならない、常にベストを尽くさないければいけないと教わったということです。
 まさしくその通りだと思います。現実の人生では、努力すれば必ず良い結果が得られるとは限りません。いくら頑張っても勝てない試合や大学受験に失敗することもあります。でも、日々の練習や試合の一打や一本、試験の一問一問を大切にし、ベストを尽くさないと次の成功は得られません。このことをしっかりと肝に銘じて、今年の1年間を一日一日を大切に、ベストを尽くして過ごしてほしいということをお話しさせていただきました。
 また、今日の始業式では次年度の体育祭を従来の9月開催から6月開催に変更することについても生徒指導部と生徒自治会から報告されました。新しいスタイルでの今高祭となりますが、生徒の皆さん一人一人がしっかりと考え、主体的に取組むことで今まで以上に素晴らしい体育祭、そして今高祭になるでしょう。
 3年生にとっては受験が目前に迫っていますが、高校生活も残り少なくなってきました。残された今宮高校での日々を大切に、いとおしむように過ごして下さい。