自衛隊の大阪地方本部との「防衛交流会」は今年で6回目になるますが、今年は海上自衛隊の舞鶴地方隊の見学に行って来ました。舞鶴は、明治34年(1901年)に鎮守府が設置された後、50年にわたり日本海に臨む唯一の軍港として変遷を重ねてきた町です。初代の司令長官は日露戦争における日本海海戦で有名な東郷平八郎氏です。現在は舞鶴地方隊が設置されており、秋田県から島根県までのとても長い日本海側を警備担当地域としています。
多くの輸出入が海上輸送によって行われているわが国の海上での安全をいかに確保するかは日本経済の根幹にも関わる大切な課題であり、海上自衛隊の一番の任務であることなどのお話を伺った後、ミサイル艇や東日本大震災などの救援活動でも活躍したヘリコプターの見学などをさせていただきました。また、今年から民間人校長として狭山高校に赴任されておられる元海上自衛官の竹本三保先生から自衛隊での勤務や組織について詳しく解説していただきました。グローバルな視点から国防や世界の平和について考えていかなければならないと大変勉強になる交流会でした。。