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全国高等学校総合学科教育研究大会1日目

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 第18回全国高等学校総合学科教育研究大会(北海道大会)の1日目です。まず、午前中に釧路明輝高校の公開授業に参加しましまた。釧路明輝高校は地元の3つの高校が再編され、総合学科として開講して平成19年に開校した新しい高校です。校舎も新しくとても綺麗な学校です。公開授業ではキャリア教育として取り組まれている1年生「産業社会と人間」、2・3年生の「総合的な学習の時間」を見学させていただきました。どの学年、どのクラスでも生徒の皆さんがイキイキと発表している姿がとても印象的でした。また、釧路明輝高校では特色ある授業として「アイヌ学」を北海道で唯一、1年間を通して開講している学校で、今回はその授業を体育館で実施してくださいました。
 午後からの全体会では北海道内16校を代表して4校の生徒がそれぞれの課題研究について発表してくれました。「類似する音楽とその要因」「農業と福祉のスペシャリストをめざして」「創作へのアプローチ(書道)」「むかし懐かし水辺の生きもの再生プロジェクト~ニホンザリガニ保護区における提案から実践への挑戦~」といテーマでしたが、どれも素晴らしい課題研究の発表でした。
 全体講演では㈱植松電機専務取締役の植松努さんより「思うは招く~夢があればなんでもできる~」というテーマでお話くださいました。とても感動的で元気になる内容で、植松氏の著書である「NASAより宇宙に近い町工場」を是非読んでみたいと思います。大会の1日目を通じて、とても楽しく元気をいただいた一日目でした。