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「World Studeis」の授業

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 今日は6,7時間目に選択科目「World Studeis」の授業で、ゲストスピーカとして「カンボジアと世界の地雷問題」についてお話しさせていただきました。生徒の皆さんの前で授業形式でお話しするのは久しぶりなので、少し緊張しました。それでも授業をしていいるとついつい気持ちが入ってしまい、気がつくとあっと言う間の2時間でした。(生徒の皆さんにとっては長い2時間だったかも知れませんが・・・)しかし、終わってみるとかなり喉が疲れたようで、しゃべるというのはすごいエネルギーを必要とする行為だとつくづく思いました。
 カンボジアをはじめとして戦争や紛争中の国や地域、かつて戦争や紛争のあった国や地域にはいまでも数え切れないほどの地雷が埋められ、不発弾も放置されています。そして、毎年多くの人の尊い命が奪われ、多くの人が手や足をなくす大けがをしています。とりわけ、女性や子どもが犠牲者となることが多いという悲しく悲惨な実態にあります。
 今日は現地で使用されている教育用の地雷や不発弾の模型と啓発ポスターも使って説明しましたが、生徒の皆さんはとても熱心に聞いてくれました。地雷や不発弾の問題を解決するために、自分たちがどうすればいいかはすぐには分りませんが、まずはこうした世界の現実を知ることが第一歩です。是非、これからも地雷や不発弾の問題にも関心を寄せて欲しいと思います。