中間考査中の午後を活用して、今日は職員人権研修を開催しました。「発達障がいのある中高生と家族への支援」というテーマで、畿央大学教育学部の古川恵美准教授にご講演いただきました。古川先生は元府立高校の養護教諭であり、数々の経験から子ども達やその保護者の方々への支援についてわかりやすくご説明くださいました。学校生活における困難やしんどさ、保護者の方々の悩みや葛藤などとても具体的で、これから子どもたちや保護者の方々との連携や支援をしていく上で大変参考になるお話でした。
知的障がいを伴わない発達障がいの子どもの支援は、2005年に「発達障害者支援法」が施行され、2007年の特別支援教育のスタートから始まります。一人ひとりの違いや困っている事、つまづいていることなどをしっかりと把握し、適切な支援プログラムを構築・実施していくことがとても重要です。今日の研修をこれからの本校における支援教育に生かしてい行きたいと存じます。古川先生、今日はお忙しい中、貴重なお話を本当にありがとうございました。
P.S アスペルガー症候群のカップルを描いた映画があります。『モーツァルトとクジラ』という映画です。(原作本も同じ題名です。)ジョシュ・ハートネットが主演で、私はいい映画だと思いましたので、興味をお持ちでしたらDVDをレンタルなどしてご覧下さい。