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滋賀県栗東市に来ています。

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 滋賀県栗東市で開催されました第14回近畿地区高等学校総合学科教育研究大会に参加しました。毎年開催される近畿地区(兵庫、京都、滋賀、奈良、和歌山、大阪)にある44校の総合学科高校による研究大会で、今年は滋賀県での開催でした。
午前中は滋賀県立国際情報高等学校での公開授業、午後からは栗東芸術文化会館さきらに移動して滋賀県内の総合学科高校の生徒や教員による研究発表を聞かせていただきました。
 生徒による発表は彦根翔陽高校『ひこにゃんが彦根に与えた影響』、彦根総合高校『「ここらちゃん」~系列の取り組み』、長浜北星高校『自己の行き方を見つめて』、安曇川高校『地域の特産物を生かした商品開発 アドtama ベリー』の4本でしたが、どの取組も地元に根ざしたとても興味深いもので、生徒の皆さんの生き生きといた学習活動が伝わってきました。また、教員による発表は甲南高校より『総合学習「くらしと環境」の授業の取り組みについて』の実践報告でした。試行錯誤を繰り返しながらも、着実に生徒に人々と暮らしにと環境に関わりについて考える授業を作っておられる様子がとても良く伝わってきました。
 記念講演は滋賀県立大学の大田啓一学長・理事長より『自然環境と教育』と題して、琵琶湖の自然を中心としたグローバルな視点から自分たちの生活に至るまで実に丁寧に環境問題と教育についてのお話を聞かせていただきました。とてもわかりやすく、かつ気づきのたくさんある内容のお話でした。
 素晴らしい研究大会を開催していただきました滋賀県の総合学科高校の皆さんに心より感謝申し上げます。