今日は1年生の世界史の授業を見学しました。ローマ時代の学習中でこの授業ではポンペイについてインターネットを使っての学習です。ポンペイはイタリア・ナポリ近郊にあった古代都市で西暦79年にヴェスヴィオ火山噴火による火砕流によって地中に埋もれてしまった都市です。18世紀から現在に至るまで発掘が続けられており、その遺跡はユネスコの世界遺産に指定されています。学習の出発点は何といっても知的好奇心です。どうしてだろう、なぜなんだろうと何事にも興味を持ち、想像力を働かせる力です。自分の好きなことにしか興味を抱かない人は想像力が乏しい人であり、世界を狭くしてしまいます。さまざまなことに知的好奇心を持ちつつ、自分の最も関心を引くことについてはとことん深めていくことが大切だと思います。
さて、体育館の耐震化工事がほぼ終了して、安全対策の囲いも撤去され、ほぼ普段の学校の姿に戻ってきました。体育館の外側は淡い緑色に塗りなおされました。少し学校のイメージも変わった感じがします。ともあれ、これで例年通りの形態で文化祭と体育祭を迎えることが出来ます。実は耐震化工事で今高祭の開催を1週間遅らせたのですが、台風の影響等で後期が延長になってしまったらとヒヤヒヤしていました。校内には各クラブのポスターも張り出され、遅くまでリハーサルや準備でたくさんの生徒が学校で活動しています。いよいよ今年も今高祭のシーズンになりました。季節も秋へと変わりつつあります。