1年生の剣道の授業を見学しました。場所は剣道場で、壁にはこれまでの剣道部員の名前が書かれたたくさんの木札がかかっています。今宮高校剣道部は大変な名門クラブでかつては近畿大会で優勝するなど輝かし歴史を誇っています。現在も放課後はこの剣道場で剣道部員が毎日汗を流しています。
その剣道場での授業は全員が正座して、黙想から始まります。静かでピリッとした空気が立ち込め、他の授業とはまた一味違った雰囲気があります。剣道の授業は10月になって始まったばかりですが、生徒の皆さんが竹刀を持ち、素振りをする姿はなかなか様になっています。今日は初めて剣道の防具をつけるということで、生徒たちは先生と剣道部員に教えてもらいながら垂と胴をつけました。
打ち込みの練習では「ヤー、メーン」とみんな大きな声を出して一生懸命竹刀を振り、とても迫力のある授業となっていました。授業の終わりは再び正座して黙想、そして「ありがとうございました」と両手をついてきっちりと礼です。静と動のバランス、そしてけじめの大切さを改めて実感した授業でした。