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[今宮志学]がめざすもの

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 今日は朝から大変な雨で、生徒の皆さんが登校してくる時間帯も激しく降っていましたが、ずぶぬれになりながらもみんな元気に登校してきてくれました。
 さて、先日から1年生の「今宮志学」の取組みについて何件かご報告しましたが、基本的な考え方についてご紹介します。
 「今宮志学」の目的は「この世に「生」を受け、社会に育てられてきた自己が、将来、どのように社会に寄与していくかを探求・発見し、高い志を持って進路を切り拓いていく力を醸成すること」。そして、達成感や充実感が得られる学習・体験活動を通して、社会に貢献する生き方は楽しく、喜びを持てる生き方であることへの気づき、将来各方面において活躍できる[協働力=コミュニケーション力・調整力・問題解決能力]・[探求力=計画力・行動力・洞察力・クリティカルな思考力]・[発信力=プレゼンテーション力・企画力]、その上に高い倫理観とintegrity(高潔、誠実、清廉)、そして多様な文化や価値への理解と許容の態度、人権意識を身につけた社会に寄与・貢献できる人材、市民(citizen)の育成です。
 1年次の「自己発見(産業社会と人間)」、2年次の「自己探求(総合的な学習の時間)」、3年次の「課題研究」の時間を中心に、宿泊ホームルームや野外スクーリング(修学旅行)、大学見学会等の各種見学会、様々な分野の講演会や学校行事を有機的に組み合わせて、3年間の体系的な学びを構築したいと考えています。これからまだまだ試行錯誤が続くと思いますが、生徒たちにしっかりした志を持って生きていってほしいと願っています。