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時間割づくりの最中です。

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 写真を見て、何をしているかわかりますか?教員が大きなボードの前で頭をひねっています。学校関係者ならすぐにわかりますが、これは次年度の時間割を作成しているところです。学校では時間割作成は教務部という分掌が受け持ちますが、これがとても大変な作業で3月の終わりに異動者や新規採用職員の状況、そして一人ひとりの教員の担当教科とクラス、そして持ち時間が決まってから作業が始まり、4月の新学期には絶対に間に合わせなくてはいけません。朝早くから遅くまで大きなボードに授業のコマ(業界用語です。)を一つずつ、はめたり、はずしたり、移動したりして時間割を作成していきます。
 コンピュータ全盛の時代になぜ手作業かと思われるかもしれません。もちろんコンピュータで行える範囲もありますが、総合学科である本校の場合は担当教員や使用教室の重なりなどがとてつもなく複雑に絡みあっています。そこに教科や学年、そして個々の教員の要望などを加味しながら作成と調整を行っていきます。授業のコマは一つ動かすだけで他のいくつものコマの変更をしなければなりませんので、やっぱり手作業となります。担当者が額を突き合わせて、盤上を見つめながらああでもない、こうでもないと相談しながらの作業はまるでパズルの世界です。
 教務部時間割係担当の先生方、本当にご苦労さまです。