旧自彊会館1階にある作法室に長年の願いがかなって名称がつきました。「不息庵」です。「不息」は中国五経(儒学の五つの聖典)の中の「易経」にある「天行健、君子以自彊不息」(天地の運行がすこやかであるように,君子も自ら努め励み,怠ることはない。)から引用されたもので、本校同窓会「自彊会」と出展を同じくするものです。
扁額(へんがく)は「不」を茶道講師・西田久子先生、「息」を自彊会・三村恵造会長、「庵」を茶道部旧顧問・三浦清司先生の三人による揮毫(きごう・毫(ふで)を揮(ふる)うという意味)をもとに本校書道科の早崎公男先生により制作されたもので、昨日その除幕会を茶道部員たちとともに行いました。
これからもこの「不息庵」が茶道部の活動場所、そして今宮高校の茶室として多くの方に親しんでいただければと願います。