今日は学校の近く、難波元町にある「難波八阪神社」(「八坂」ではなく「八阪」です)をご紹介します。創建は定かではないそうですが、後三条天皇の御代延久の頃(1070年頃)には、祇園牛頭天王(ぎおんごずてんのう)を勧請する古い社としてすでに有名だったそうです。牛頭天王とは一般的には祇園精舎の守護神でとされています。難波八阪神社ももとは神仏混交でしたが、明治5年(1872年)に郷社となりました。また、素戔鳴尊(すさのおのみこと)が八岐大蛇(やまたのおろち)を退治した古事にこの神社で行われる綱曳神事は「摂津名所図絵」などにも紹介されており、平成13年(2001年)に大阪市で初めての無形民俗文化財に指定されています。この神社で何よりもびっくりするのは、高さ12m、幅7m、奥行き7mという巨大獅子頭の舞台で、昭和49年に建てられたそうです。とってもユニークで実際に見るとその大きさに圧倒されますよ。機会があったら訪れてみてください。
さて、明日で後期中間考査は最終日。生徒の皆さん、もう一息頑張ってください。