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考古学入門を発表しました。

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 第5回大阪府総合学科高等学校研究発表会が大阪市立もと飛鳥人権文化センターで開催されました。この発表会は大阪府下の総合学校高校12校が一堂に会して、日頃の特色のある取組みを発表し交流する年に一度の場です。来賓として大阪府教育委員会事務局の楠野教育振興室長をはじめとして大阪市教育委員会からもお越しいただきました。お忙しい中、ありがとうございました。
 さて、発表会は扇町総合高校吹奏楽部のすばらしい演奏で幕を開け、各校が舞台発表や展示発表などで日頃の活動の様子と成果を報告しました。どの報告も生徒が主体的に学習し、体験的に学習している姿がうかがえました。本校からは夏季の集中講座「考古学入門」の選択生徒4名がしっかりと自分たちの学習の様子と成果、感想を発表してくれました。8月の炎天下での5日間にわたる発掘作業。得るものはとても大きかったようです。発表会は柴島高校和太鼓部の力強い演奏で幕を閉じました。
 それぞれの発表で共通している点は、まずそのプレゼンテーション力のレベルの高さと、積極的に未知の世界に飛び込んでいって活動し、学んでいるということです。さすがに総合学科の生徒たちです。一人ひとりの生徒がそのもてる力を存分に発揮している点に驚嘆しました。もちろん指導する側も生徒の力を信じることを出発点とし、あくまでも学習活動を支援する姿勢を大切にしています。今回の発表会のメインコピーは「総合学科は未来を担います」ですが、正しくは「総合学科の生徒は未来を担います」であると思います。