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琴と篳篥の授業

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 前期は三味線の授業が開講されていましたが、後期より「琴」と「篳篥(ひちりき)」の授業が始まっています。琴は11名が選択しており水曜日の3、4時限目、篳篥は12名が選択しており金曜日の5、6時限目に開講しています。琴は皆さんもよくご存じだと思いますが、篳篥はどんな楽器がご存じでしょうか?恥ずかしながら私も間近で見たのは初めてでした。雅楽の楽器で、笙(しょう)、龍笛(りゅうてき)と篳篥で三管と呼ぶそうです。本校には笙も龍笛もありますので、生徒は全部体験するそうです。
 篳篥の授業は会議室で行われており、最初の時間はまるで南アフリカのブブゼラを思わすようなブーブーという音が廊下までに響いていましたが、さすがに生徒の上達は早く、次の時間にはすっかりきれいな音色が聞こえてきました。雅でゆったりとしてとても心地よい音色です。上達した暁には、是非三管の合奏を聞いてみたいと思います。日本の伝統音楽や楽器に触れる機会が少なくなっているだけに、大切に続けていきたい講座の一つです。