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3学期制と24年度以降のカリキュラム

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 本日、次年度(平成23年度)より前後期制を見直して、学期と長期休みとの整合性をよくするために3学期制とすること。平成24年度より大学進学に必要な科目の増加や生徒の進路希望・興味関心にあった科目選択の幅を広げるために、各学年とも1年を33単位とし、補充も含めて週35コマの授業を行うこと。それに伴い、クラブ活動時間の確保のために、1時限の授業を45分とし、1日は7時限とすることを説明しました。そして、保護者の皆様あての文書を生徒に配布いたしました。
 平成25年度からの新教育課程の実施も視野に入れながら、今後とも生徒や社会のニーズに応じた総合学科としての多様な学びが提供できるよう必要な改革を実施してまいります。ご理解、ご支援をよろしくお願いします。
 さて、本日の2年生の「総合的な学習の時間」は『思いを伝える!~よりよいプレゼンテーションのためのコツ』と題して、大阪ボランティア協会より景浦弘司さんをお招きしての講演会をじっしいたしました。総合学科高校である今宮高校では生徒が発表する機会も多く、コミュニケーション能力とプレゼンテーション能力の育成には特に力を注いでいます。とはいっても最も大切なのは伝える技術ではなく伝える内容です。各人が伝えるべき内容の充実を日頃から培っていくことがとても大切であることを自覚しながら、さまざまなことに取組んでほしいと思います。是非、いろいろなものが詰まった密度の濃い人間になってほしいと思います。
 放課後、1年生の教室をまわってみるとたくさんの生徒が教室に残っていました。あるクラスでは先日実施した「大学訪問」の発表に向けての準備・打ち合わせをしていました。しっかりと話し合って成果を伝えて下さい。
 そして、明日は1・2年生は秋の遠足です。とても楽しみにしている様子が放課後の教室から伝わってきました。「校長先生はどこについて行くのですか?」と尋ねられましたが、残念ながら私はお留守番です。そして、午後からは大阪市立真住中学校と、大阪市立我孫子中学校・東我孫子中学校・我孫子南中学校合同の高校説明会に行きます。
 1、2年生の皆さん。事故には十分注意して、秋の1日を存分に楽しんできて下さい。明日はきっと晴れますよ。

地理の授業

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 2年生選択の地理Aの授業です。この時間の地理Aの講座を受講しているのは6人で、今日のテーマはヨーロッパの農業。小テストの後、小麦を中心に授業が進められていきます。受講生が6名という少人数クラスのなので、担当の田中先生が自宅の近所から小麦をもらってきて、生徒がそれを実際にペンチで砕いたり、米と比較したりして、実物を使いながら小麦のイメージを膨らませていました。そして、ビデオでオーストリアの農家でのパン作りと遊牧民のパン作りの様子をみて、小麦とパンの文化について学習していました。地理や歴史はどうしても暗記科目と思われがちですが、こうした教材の工夫で自分たちの暮らしと密接につながっていることが実感できる科目になると思います。