昨日、学校協議会を開催いたしました。実はこれでこれまでの趣旨の学校協議会はなくなります。教育基本条例の施行により、学校協議会の位置付けが変わることになったからです。これまでの協議会は「保護者や地域住民等の意向を把握し、学校運営に反映させることにより開かれた学校づくりを進めるために設置するものである。また、協議会は、校長の求めに応じて、保護者や地域住民等が参加して多様な視点から意見交換や提言を行うことにより、保護者や地域住民等の学校に対する理解と信頼を深めるとともに、学校運営の改善に資すること」を目的として各学校で設置し、役割も学校運営全般に関すること、学校教育自己診断等その診断に基づく学校運営の改善の方策等に関することについて校長の求めに応じて意見交換や提言を行うことを役割としていました。
新しい条例下での協議会はまず「保護者等との連携協力、学校運営への参加の促進、保護者等の以降の反映のために設置する、府教育委員会の付属機関」(府立学校条例で規定)であること。
そして、協議会は次の事項について協議を行い、校長に意見を述べることとして、(1)学校経営計画に関する事項、(2)学校評価に関する事項、(3)教員の授業その他の教育活動に係る保護者からの意見の調査審議に関する事項、(4)その他、校長が必要と認める事項と規定されています。また、その他の協議会の構成や運営についても細かく規定されています。(府教委のホームページをご参照ください。)
これからは新しい学校協議会としてスタートすることとなりますが、これまで同様に今宮高校では多くの方々のご意見を真摯に受け止めて学校運営を進めてまいりたいと存じますので、今後ともよろしくお願いいたします。