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夏季集中講座「考古学入門」

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今年も夏季集中講座「考古学入門」が7月27日(水)から8月2日(火)まで実施されます。毎年、炎天下の発掘実習ですが、今年は震災の影響で従来通りの発掘現場での実習地確保が困難なようで、大阪府文化財センターからは次のような実習プランを示していただいています。
7月27日(水) 瓜破北遺跡 午前:発掘・遺跡入門 午後:現場見学・発掘作業体験、
7月28日(木) 近つ飛鳥博物館 午前:一須賀古墳群見学、午後:博物館見学・拓本実習
7月29日(金) 弥生文化博物館 午前:博物館見学・池上曽根遺跡見学、午後:水野正好理事講演「考古楽のすすめ」
8月1日(月) 弥生文化博物館 午前:実物資料を用いた展示学習、午後:体験学習(火起こし・鏡作り)
8月2日(火) 近つ飛鳥博物館 午前:体験学習(勾玉作り)、午後:意見交換・感想文作成
 実習内容は、まだ正式決定ではなく変更があるかもしれませんが、楽しみなのは29日の水野正好理事長の講演です。水野先生は本校の卒業生で奈良大学文化財学科設置に尽力され、同大学の学長も務められ、現在、大阪府文化財センターの理事長であり、大阪の考古学の重鎮です。とても貴重なお話を伺えるとともに、貴重な経験になると思います。また、「考古学入門」は毎年、文化祭でも実習内容の報告展示がありますので、とても楽しみです。(写真は昨年の「考古学入門」の様子です.)