昨日、大阪市立成南中学校3年生を対象とした出前授業に行ってきました。体育館での参加各校の簡単な紹介と挨拶の後、生徒の皆さんは希望の教室に分かれて出前授業を体験。本校を含めて公私8校の学校がそれぞれの特色を活かした内容の授業を行いました。「おもちゃ作り」(好文学園女子高校)、「公務員への道」「ソフトボール講座」(興国高校)、「福祉(名刺のグローバルデザイン)」(西成高校)、「電気工事」(今宮工科高校)、「ダンス講座」(堺女子高校)、「樹脂を用いたマグネットの制作」(港南造形高校)、「小切手の作成」(住吉商業高校)といった中で本校は理科の松本静雄先生が「宇宙の不思議に迫る」と題した地学の出前授業を行いました。
太陽系の誕生から太陽や各惑星の特徴、イトカワの話など本格的な地学の授業で最後は校庭に出てなんとか顔出してくれた太陽の黒点を持ち込んだ天体望遠鏡で観察しました。中3生も興味津々で一生懸命授業を受けてくれ、黒点の観察では恐る恐る天体望遠鏡をのぞきこんでいましたが、とても知的好奇心を刺激されたようです。参加してくれた生徒一人一人に太陽観察用具、隕石と隕鉄、本校の天文地球部が撮影した星の写真、頭からかぶる紙製のプラネタリウムをお土産にお渡ししました。紙製プラネタリウムは中学校の先生もとても気にいって下さり、後日型紙をお送りすることになりました。中学3年生の理科では2学期に天体の分野を学習するそうです。
今回の出前授業では本校松本教諭より未知の分野への驚きと好奇心でワクワクしながら学習していく素晴らしさ楽しさを中3生たちに出前できたと思います。