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地理B 地域巡検(その2)

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 今宮戎神社を後にして、阪堺電車の恵美須駅へ。生徒はあまりこの路線のことは知らないようですが、この阪堺電車も今年で創業100年目を迎えます。そこから堺筋を渡って新世界商店街の中に入っていくと眼前にどーんと通天閣がそびえたっています。ここでは「通天閣トリビア」ということで生徒が説明してくれました。1912年に初代の通天閣が完成。下がパリの凱旋門、上がエッフェル塔を模して作られていましたが、戦争中の1943年2月に金属類回収令によって解体されました。現在の通天閣は2代目で1956年に建てられたものですが、てっぺんのまるいネオンが次の日の天気予報になっていることはあまり知られていないようです。白が晴れ、オレンジが曇り、青が雨でこの3つを組み合わせで翌日の天気を知らせてくれています。
 そして逢坂をあがって上町台地へ。まず、真田幸村が討ち死にされたことでも有名な安居神社。境内には「真田幸村戦士跡碑」が建てられており、命日の5月7日には毎年真田幸村祭りがおこなわれています。また、この「安居」という名は菅原道真公が九州大宰府に流された時、難波津の近くのここで風待ちのために休息されたのでこの名前がついたという「伝承があり、安居天満宮とも言われています。
 またまた長くなってしまいました。続きは後日(その3)でご紹介します。

地理B 地域巡検(その1)

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 今日の5,6時間目の地理Bでは地域巡検で校外に出かけました。授業選択者の2年生21名と担当の吉田先生、そして私も飛び入り参加させていただきました。この巡検は今年で7回目の取り組みです。事前にコースのポイントについて班ごとに下調べをしてレジュメをつくり、巡検のしおりを作成。そのしおりを全員が持って出発し、ポイントごとに担当の班が説明をしてくれます。たまたま居合わせた一般の方も生徒の説明を聞いてくれていました。
 今回のコースのポイントは学校→「今宮戎神社と今宮えびす祭り」→「新世界と通天閣」→「安居神社と真田幸村」→「清水寺と玉出の滝」→「大江神社と愛染堂」→学校で、ぐるっと回って約2時間のコースです。
 まず、学校を出発して木津中学校の前を通り、南海電鉄の今宮戎駅へ。昭和13年には高架化されたとても古くて由緒と趣のある駅です。そこからそばの今宮戎神社へ。ただし入口は国道25号線沿いにある鳥居から入ります。今では商売の神様として有名ですがもともとは漁業の神様ということで、神社の寄付に水産業関係の会社の名前が多いことを確認。続きは(その2)へ