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地理B 地域巡検(その2)

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 今宮戎神社を後にして、阪堺電車の恵美須駅へ。生徒はあまりこの路線のことは知らないようですが、この阪堺電車も今年で創業100年目を迎えます。そこから堺筋を渡って新世界商店街の中に入っていくと眼前にどーんと通天閣がそびえたっています。ここでは「通天閣トリビア」ということで生徒が説明してくれました。1912年に初代の通天閣が完成。下がパリの凱旋門、上がエッフェル塔を模して作られていましたが、戦争中の1943年2月に金属類回収令によって解体されました。現在の通天閣は2代目で1956年に建てられたものですが、てっぺんのまるいネオンが次の日の天気予報になっていることはあまり知られていないようです。白が晴れ、オレンジが曇り、青が雨でこの3つを組み合わせで翌日の天気を知らせてくれています。
 そして逢坂をあがって上町台地へ。まず、真田幸村が討ち死にされたことでも有名な安居神社。境内には「真田幸村戦士跡碑」が建てられており、命日の5月7日には毎年真田幸村祭りがおこなわれています。また、この「安居」という名は菅原道真公が九州大宰府に流された時、難波津の近くのここで風待ちのために休息されたのでこの名前がついたという「伝承があり、安居天満宮とも言われています。
 またまた長くなってしまいました。続きは後日(その3)でご紹介します。