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1月17日という日

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 今日のお昼休みに大学入試センター試験を受験した生徒の集会を多目的ホールで開催しました。進路指導部と学年からは「入試は始まったばかりでまだ序盤戦。これからが勝負。センター試験の結果をしっかりと踏まえて次のステップに踏み出さなければならない。」という趣旨の内容を生徒に伝えました。午後からは自己採点を行い、進路実現にむけてそれぞれが次の一歩を踏み出していきました。
 さて、今日は阪神淡路大震災から16年目の1月17日です。現在の在校生はまったくといっていいほど震災の記憶はないと思いますが、私は今でもあの朝の揺れの衝撃と刻々と深刻な状況が明らかになっていった長い一日を忘れることはできません。今日も各地で様々な追悼の催しが開催されていますが、絶対に震災の教訓を風化させてはいけないという思いを皆さんお持ちのことだと思います。台風であっても地震であっても、自然界で起こることを人間の力で止めることはできません。私達にできることは生起した災害をいかに最少の被害に食い止めるかしかないと思います。起こった時とその後がとても重要です。そのためには日頃の防災の取組みと緊急事態への万全の準備が不可欠です。そして、私達は寒かった16年前のあの日の記憶をしっかりと心に刻んで、次の世代へ伝えていかなければならないと思います。