記事一覧

動き出す日

ファイル 1240-1.jpgファイル 1240-2.jpg

 今日は二十四節気の一つ、「啓蟄(けいちつ)」です。春の暖かさを感じて、土の中の虫たちが活動を開始して、外に這い出てくるころのことです。「啓」にわからないことを教えて導くという意味のほかに、開放するとか、出発するという意味があります。そして、「蟄」は虫が土中に冬ごもりすることを意味します。「啓蟄」とはまさに冬ごもりしていた土中の虫が動き出すということを表しています。気温はまだまだ低いですが、地面の温度は確実に上昇しています。暖かくなると虫だけでなく、人も動き出しますが、昔の人はこの頃から田畑の仕事を始めたのでしょうね。
 明日の午後は卒業式の予行で3年生が久しぶりに登校してきます。予行の後には恒例のお別れ会も多目的ホールで催されます。入試の結果が続々と寄せられています。すでに合格通知をもらった人、まだ結果がでていなかったり、これから入試に挑む人など現在の状況はそれぞれですが、明日は久しぶりに友だちの顔を見て、少しほっとして下さい。