ゴールデンウィーク前半の最終日となった「昭和の日」、クラブの公式戦が各地で行われました。私は今宮高校が会場となった男女バスケットボール部の公式戦を応援しました。午前中は女子の試合、午後は男子の試合がありましたが、残念ながら女子は信愛女学院高校に62対65で、男子は長尾高校に73対90で敗れました。3年生にとっては最後の公式戦となってしまいましたが、本当によく頑張ったと思います。敗れた悔しさで涙を流していましたが、その悔しい経験が次への飛躍とつながって行きます。男女バスケットボール部の3年生の皆さん、本当によく頑張ったと思います。お疲れ様でした。
高校生のクラブで勝って引退できるのは個人競技であればたった一人か一ペア、団体競技であればたった1チームだけです。文科系クラブのコンクールでも同じです。限りなく全員に近い高校生が敗れて高校のクラブ活動の幕を閉じるわけです。そこにクラブ活動の素晴らしさがあります。
ある意味で人生は敗戦の積み重ねでもあります。負けることへの強さを身に備えなければ厳しい社会を生き抜いていくことはできません。そのためには勝つ経験以上に負ける経験が必要だと思います。負けを次への糧とする心の強さをクラブ活動を通して身につけて欲しいともいます。
また、野球部も春季大会の3回戦で関西創価高校に3対5で惜敗したという報告がありました。野球部は夏の大会が最後となります。悔いを残さないよう、最後まで全力を尽くして毎日の練習を積み重ねてください。