大阪の玄関口、JR大阪駅周辺が大きく変わろうとしています。キタへ行く度にその風景と歩く導線が変わっているのでとまどっていましたが、だんだんとその大きな姿を現してきたJR大阪駅のビルにびっくりです。梅田の陸橋から見上げると巨大な屋根の大阪駅と阪急の新しい高層ビルが聳え立っています。JR大阪駅はまったく新しい商業施設として5月4日にOSAKA STATION CITYとして開業、梅田阪急ビルのオフィスタワーは地上41階 - 地下2階(高さ187メートル)で、2012年に北側が完成すると梅田阪急百貨店は日本最大級の百貨店になるとのこと。大丸、三越伊勢丹、阪急、阪神とキタの百貨店競争はどうなるのでしょうか?
さて、明治43年の開業当時の梅田駅は現在の阪急百貨店の場所、つまりJR東海道線と環状線の南側にあったそうです。箕面有馬電気軌道(=阪急)が東海道線の上を高架、昭和9年には国鉄大阪駅の高架化により阪急梅田駅は地上へおり、昭和48年(1973年)に阪急梅田駅が現在の位置(JR東海道線・環状線の北側)に移動したということです。そういえば私の古い記憶にうっすらと地上駅の阪急梅田駅が残っています。大阪駅もいろいろな変遷を遂げてきたのですね。