「PUSHプロジェクト」を御存知でしょうか。これは、胸骨圧迫(心臓マッサージ)だけの誰でもできる心肺蘇生(そせい)の普及を通じて、突然倒れた方を救命できる地域づくりを目指す取組みです。その取組みの一環として、本日、大阪ライフサポート協会よりインストラクターの方(小学校の先生と消防士)に来ていいただいて、PUSH講習会の開き方についての講習を開催していただきました。他校からも10名以上の先生方がご参加くださいました。13:00より多目的ホールで本校生徒を対象として講習会の実演をしていただいた後、場所を移してのPUSH講習会開催についての講義をいただきました。「あっぱくん」という簡易なトレーニングボックスを使用しての講習でとても実践的、かつ短時間で正確な胸骨圧迫とAEDの使い方を身につけることができる体験学習でした。毎年5万人の方が、そして学校だけでも50人の方が心臓突然死で命を落とされているそうです。そして、もし胸骨圧迫の蘇生法を行えば、何もしない場合に比べて1.7倍も助かるそうです。教職員のみならず、一人でも多くの生徒が正しい蘇生法を身につけることがいかに大切であるかを実感した講習会でした。大阪ライフサポート協会からお越しいただいたインストラクターの方々に厚くお礼申しあげます。また、詳しくは大阪ライフサポート協会のホームページ(http://osakalifesupport.jp/)を是非ご参照ください。