ロレックスの「オーバーホール」どれくらいの頻度で行うべき?気になる価格は?.
王道中の王道ROLEX。日本一、いや世界一知名度が高いロレックススーパーコピーですが、みなさんはロレックスのこと、ちゃんとご存知ですか?
なんとなくカッコイイから、資産価値が高いからと言って選ぶのはもったいない。なぜなら大人の男性にとっては身に着ける腕時計はご自身のステイタスとも直結します。
今回は、ロレックスの「オーバーホール」のお話。
オーバーホール(英語: Overhaul)とは機械製品を部品単位まで分解して清掃・再組み立てを行い、新品時の性能状態に戻す作業のことです。通常の点検作業(メンテナンス)では出来ない清掃作業や劣化部品の交換、調整が主な目的となります。
オーバーホールが必要になる間隔は?
使用環境によって多少の差はありますが、おおよそ3~4年に一度の周期でのオーバーホールを推奨しています。これは、潤滑オイルや、パッキンの寿命が3~4年ほどだからです。
表側からは正常に動いているように見えても、きちんと劣化した物を定期的に交換し、内部を清掃するということが、後々のトラブルを防ぐ一つの鍵となります。
また上記の目安に関わらず、リューズが巻きにくいと感じる、時間の進みが早い、などといった不具合が生じた場合もオーバーホールが必要です。
オーバーホールにかかる期間は?
ロレックスが製造するモデルは、ほぼ機械式時計です。複雑な構造をすべて分解し、洗浄・確認・修理・再組立てするにはある程度の時間がかかります。
具体的には、約1ヶ月が目安と言われています。ただし、これはオーバーホールがスムーズに進んだ場合のお話です。部品の消耗や破損により交換が必要な場合は、部品の取り寄せに時間がかかる可能性があります。
ロレックスのオーバーホールってどこでもできるの?
選択肢その①】日本ロレックスの正規サポートを利用する
日本ロレックスは、スイスのロレックス本社と日本各地にある正規店の仲立ちをする日本代理店のことです。代理店とは言ってもほとんどの社員は修理を承るサービスセンターに属しているため、その実態は日本最大のロレックスメンテナンス専門会社のようなものと言えそうです。
日本ロレックスでは、高い技術を持ったロレックス専門技師が修理・メンテナンスを行ってくれます。もちろん使われる部品はすべて純正のものです。
日本ロレックスは東京都の丸の内にあります。遠方にお住まいの方は時計を郵送して見積もりをしてもらうことも可能です。
※見積もり自体は無料、往復の送料は持ち主負担です。また、サービスセンターに依頼をすれば無料で梱包キットを自宅に届けてくれます。
日本ロレックス サービスセンター 基本技術料
※2022年1月時点
ちなみにオーバーホールの費用とは、基本技術料+交換部品代です。部品交換が必要な場合は上のチャート以外にも料金がかかりますのでご注意ください。
注意していただきたいのが、修理に必要な部品がもう手に入らないほど古いモデルは修理を受け付けてもらえないことがある点です。
例えば1972年以前発売のエクスプローラー1や1963年以前発売のサブマリーナーなどのヴィンテージモデルは修理がむずかしい確率が高いようです。
また、ヴィンテージロレックスの魅力であるその風合いが修理を行うことで損なわれてしまう可能性があります。エイジングされた部品をそのままにしておきたいときは注意が必要ですね。
【選択肢その②】「街の時計修理専門店」に依頼する
ロレックスの時計は高級時計の中で最もユーザーが多いブランドであることからパーツの流通量が多いので、「街の時計修理専門店」で修理してもらうことも可能です。
こちらでオーバーホールを依頼したときの費用の目安は3万円から6万円程度。しかしながら料金だけに目を向けるのではなく、実績があり、技術力が高いかという点で選ぶとよいでしょう。
【優良な修理業者を選ぶポイント】
■優良時計店と提携している工房
■ある程度の規模があり、「1級時計修理技能士」がオーバーホールを担当している
■業者のホームページではなく、ネットやSNSの口コミを参考にすること
「街の時計修理専門店」で修理をするメリットのひとつとしては、部品の在庫がないため正規サポートで修理ができなかったモデルも、運が良ければ修理業者が該当のパーツを持っている場合があります。ヴィンテージ品を修理したいときは、街の時計修理専門店に依頼しても良さそうです。
オーバーホールは日本ロレックスに依頼しても街中の時計修理専門店で行っても基本的な作業内容は同じですが「基本技術料」や「交換部品代」は、依頼先や時計の種類、不具合の症状によって異なります。
正規サポートを受けられるとベストですが、ランニングコストを考えて「街の時計修理専門店」に依頼するというのも選択肢のひとつです。
表からは全く異常が無いように見えても蓋をあけてみたら故障寸前だったということは実はよく聞く話。「動いているから、まぁいっか」ではなくしっかりと愛機のメンテナンスにはコストをかけてくださいね。それでこその真の愛好家といえるのです。