第3回「国語土曜塾」開催について
（実践報告と情報交換・講演のご案内）
本校では、開かれた学校をめざして本校の教育力を「今宮教養講座」として多様な学びの機会を提供しているところです。このたび、大阪府高等学校国語研究会と連携して、「今宮教養講座」のひとつとして学校教員を対象とした第3回「国語土曜塾」を下記の要領で開催いたします。校務ご多用の折とは存じますが、貴校の先生方にご紹介頂きますようご配慮の程よろしくお願い申しあげます。
■日時 平成29年1月28日（土） 14:00〜17:00
■場所 大阪府立今宮高等学校 会議室 (本館2F）
〒556-0013 大阪市浪速区戎本町2-7-39 電話06-6641-2612
（JR・南海新今宮駅、地下鉄大国町駅から300�叩�
■時程・内容
13:30〜14:00 受 付
14:00〜14:10 開会 概要説明 小山秀樹（今宮高校）
14:10〜15:00 ＜実践報告・意見交換＞ 司会進行 足立麻理（成美高校教諭）
助言者 武田信紀（長野高校指導教諭）
実践報告�偽擬爾燃悗岼嫐� ―班学習とICTを用いた生徒による発表―
田仲 陽登美（河南高校教諭 教職経験3年）
2年生の現代文の授業です。授業を行うときの今のテーマは�犇擬爾燃悗岼嫐��瓠�1年生では文章を正しく読み、自分の考えを文章で表現することを目標にしていました。考えが人によって異なるように、表現の方法も人それぞれ。生徒の文章をたくさん読む中で、私なりの「教室で学ぶ意味」という問いへの答えが少し見えてきた気がするのです。そんな中での班学習と発表についてご報告します。
実践報告�� 表現指導の実際・教材開発の視点＜補遺＞ 堤 孝之（大阪市立第二工芸高校教諭 教職経験27年）
「表現」指導にあたって念頭に置いていることは、どうやって生徒に考えさせるか（頭を使わせるか）ということであって、なにかまとまった文を書かせたり話させた りといったことは、あくまであとからついてくるオマケのようなものにすぎないと心得ています。考えながら生徒が自然に「表現」欲求を高めてゆけるような教材作成や資料提示がしたいという理想があり、そうした立場からのとりくみいくつかをお示ししたいと存じます。
15:10〜16:00 ＜講 演＞
「国語科授業の活性化をどう進めるか」
渡辺春美（高知大学名誉教授）
16:10〜17:00 交流・情報交換
「国語の授業、こんなふうにやってます、こんなことはどうしています？」
国語土曜塾の好評企画です。ご参加いただいたみなさんの交流と意見交換を通して、少しでも役立つコツや気づきを仕入れていただき、日頃の授業に生かすことのできるものを持って帰っていただければと考えています。
■講師紹介
渡辺春美（わたなべはるみ）：1951年愛媛県生まれ。香川県大手前中・高等学校、大阪府立岬高等学校、同和泉高等学校を経て、沖縄国際大学、高知大学に勤め、本年（2016年）3月、退職し大阪に戻る。現在、高知大学名誉教授。大阪府立和泉高等学校在職
時の1986年から文学教材、古典（古文）教材の授業の活性化に取り組んだ。「国語科授業の活性化」は、これまでの実践・研究のテーマとなっている。著書に『国語科授業活性化の探究�機銑掘戞舗篆綣辧法◆慇鏝絽電偽軌蚣世慮Φ罅戞米院法◆惴電偽軌蕕料和ぁ戞米院法◆惺餮豢軌蕕料和ぁ戞米遒良�社）などがある。
●懇親会案内 土曜塾終了後、懇親会（費用実費）を開きます。国語の指導力向上は、ともに学びあう仲間づくりから始まります。特に若手の先生方、ふるってご参加ください。参加ご希望の方は、申し込み欄に○印をおつけください。
■お申込み方法 下のFAX用紙をご利用ください。（今宮高校HPからも申し込めます。）（実践報告のみ、講演のみの参加も可能です。その旨を備考欄にご記入ください。）
■お問い合わせ 大阪府立今宮高等学校 06-6641-2612（FAX 06-6645-7608）小山秀樹まで
