指導教諭公開研究授業と研究協議の実施について
本校では「磨け知性輝け個性」をキャッチフレーズに、教育活動に取り組んでおります。
このたび、本校の教科指導に関わる取組内容を充実・発展させるべく、指導講師に酒井保典先生（大阪府教育センター指導主事）、永田麻詠先生（四天王寺大学講師）をお招きし、公開研究授業と教科指導についての研究協議を実施する運びとなりました。
国語科の授業目標の設定の可能性、また、主体的な学び、対話的な学びを通して深い学びをどうかたちづくるかなどを、取りあげたいと思います。公開研究授業、研究協議を通して国語科のみならず、教科指導全般についての目標と方法を参会いただいた先生方とともに深く検討する会にしたいとも考えます。国語科に限らず、多くの先生方にご参加いただきたいと思います。
■日時平成28 年11 月15 日（火） 13:55 〜 16:15
■場所大阪府立今宮高等学校公開研究授業303 教室（本館3 階）
研究協議会議室(本館2F）
〒556-0013 大阪市浪速区戎本町2-7-39 電話06-6641-2612
（JR・南海新今宮駅、地下鉄大国町駅から300 �叩�
■時程・内容
13:30 〜 13:50 受付
13:55 〜 14:40 国語科公開研究授業「視点の発見と獲得」
＜教材「歴史としての科学」（村上陽一郎）＞
授業者小山秀樹（本校指導教諭）
国語科の学校設定科目「私達が立っている場所」（3 年練成現代文）は、開講17 年目に入りました。「教材を読み込む」「理解を話し合い共有する」「資料を作成する」「わかりやすく発表する」など、言語活動を複合的に組み合わせて日常を生き抜くことばの力をつける授業を目指しています。
これまでに350 名以上の先生方にご参観いただいています。特に新任の先生方、若い先生方是非ご参観ください。
15:55 〜 16:15 研究協議「徹底検討！！国語科の目標と方法2016」
司会進行鈴木寿（大阪府立箕面高校指導教諭）
問題提起
酒井保典（大阪府教育センター指導主事）
永田麻詠（四天王寺大学講師）
小山秀樹（大阪府立今宮高校指導教諭）
授業者がどのような目標と方法をもって授業を展開すればいいのか。授業者同士が、それらを共有し合う必要性が現在、ますます増してきているように思います。
研究協議では、それぞれご活躍の立場の違うおふたりの指導講師をお迎えして、ご覧いただいたグループ発表の授業をてがかりに、国語科の目標と方法について参会いただいたみなさんと突っ込んだ話し合いができればと考えています。（この企画も今年で3 年目を迎えます。ふるってご参加ください。）
■研究協議指導講師紹介
酒井保典（さかいやすのり）：1963 年大阪市生まれ。府立高校４校での授業実践や国語研究会理事職を経て、2013 年より大阪府教育センターの指導主事として国語科関係の研修等を担当。ＡＬや観
点別評価などの新しい動きと良き授業伝統の融合を模索しつつ、日常と連続性のある国語科教育のあり方について調査研究を続けている。
永田麻詠（ながたまよ）：1978 年長崎県長崎市生まれ。ジェンダーや性的マイノリティの観点から、国語学力や国語科授業をどうとらえるかを研究している。近年では特に、インクルーシブ教育（す
べての子どもを包摂する教育）と国語科をつなぐ研究も行っている。著書に、「中学校国語科におけるコミュニケーションの授業―特別支援学校／学級に学ぶ通常学級での取り組み」難波博孝・原田大介編『ことばの授業づくりハンドブック―通常学級と特別支援学級の子どもたちへの国語教育』（溪水社2014年）がある。
