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国際理解入門講座を開催。

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 梅雨に入ってから初めてと言っていいくらいのまとまった雨が午後に降っててくれました。今日は梅雨らしい一日でした。
 学校では教養講座の特別企画として国際協力入門セミナーを本校の卒業生が中心となって開催しました。朝から40名近くの大学生中心に国際協力に興味のある一般の方と本校の生徒も参加してくれました。協力していただいたオックスファムという国際協力団体はパンフレットによりますと「貧困のない、よりよい公正な世界の実現をめざして、途上国・先進国政府や地域のNGO、農業生産者団体などさまざまな層に多角的なアプローチを行うことにより貧困のない世界の実現をめざします。」とあり、世界約100ヶ国で活動しているそうです。
 今日のワークショップはその入門ということですが、こんなにたくさんの若者が世界の貧困問題に関心を持って何か活動しようとしている姿を見て、とても頼もしく思いました。グローバル化が進む中で、経済競争での生き残りが叫ばれる一方で、こうした課題にもしっかりと注目してその解決のために活動しようとする姿勢もとても大切です。
 今回、中心になって企画を進めて食えた本校の卒業生は在学中に選択科目「ワールド・スタディーズ」を学んで、国際問題に関心を持ち、大学に入学後に活動を開始したそうです。総合学科としての特色ある授業の成果だと思いますし、そのことを具体的な活動に結び付けている姿はとても嬉しいことです。これからもさまざまな方面で活躍してくれることを期待します。