この四月から新しい同好会として「能楽同好会」が誕生しました。現在、約10名程で活動を行っています。先日、私も練習を見学させていただきましたが、なにしろ勉強不足で「能楽」についてまったくと言っていいほど知りません。しかし、練習場所の新自彊会館に入りますと、謡いの声と優美な舞いで独特の空気が伝わってきました。能楽師シテ方宝生流の石黒実都先生にご指導いただき、生徒たちはもちろん全員初心者ではありますが、熱心に練習に取組んでいました。顧問の先生にお話しを聞きますと、部員たちの意欲はとても高く熱心だということです。また、近々に大学生と高校生の大会もあるということで、現在はデビューにむけて詰めて練習を行っているそうです。
しかし「能楽」をしようという呼びかけに、すぐに10名程の生徒が集まってくるところも今宮高校らしいところで、さまざまなことにトライしようする気持ちがとても嬉しく、頼もしいです。将来は今宮高校の名物クラブの一つになってくれるといいですね。また、今年の今高祭でも是非「能楽」を披露してほしいと期待します。